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ロベルト・マルティネス氏、ポルトガル代表次期監督就任で口頭合意か

超ワールドサッカー / 2023年1月8日 5時0分

写真:Getty Images

元ベルギー代表監督のロベルト・マルティネス(49)が、ポルトガル代表監督就任に口頭合意したようだ。イギリス『The Athletic』が報じている。

モロッコ代表に敗れ、準々決勝敗退に終わったカタール・ワールドカップ(W敗)を最後にフェルナンド・サントス監督が退任したポルトガル代表。後任候補に様々な人物が挙がる中、ローマのジョゼ・モウリーニョ監督の招聘に熱心だと伝えられ、クラブとの二足の草鞋を許可する意向とも言われた。

しかし、それにはローマの要諾が必要になる上、過去に前例がほとんどない未知数な業務に。なかなか実現は難しいとのことで、他の候補との交渉も並行に進めてきた。

そんな中、新たに浮上していたのがロベルト・マルティネス監督だ。今回の報道によれば、マルティネス監督はすでポルトガルサッカー連盟と口頭合意に至っており、来週末までに正式契約を結ぶ見通しだという。

スウォンジー・シティ、ウィガン、エバートンとプレミアリーグでの監督経験を経て2016年にベルギー代表監督に就任したマルティネス監督は、世界屈指のタレント力を誇るチームに、後方から丁寧にボールを繋いでいく能動的なスタイルを植え付け、指揮した79試合で56勝13分け10敗と圧巻の戦績を残した。

一時はFIFAランキングで1位に上り詰め、自身初の大舞台となった2018年ロシアW杯ではベルギー史上最高位となる3位に躍進させたが、カタールW敗では黄金世代の加齢によるパフォーマンスの低下、エースでキャプテンを務めるFWエデン・アザールの不振などが影響し、グループステージ敗退。大会終了後にベルギー代表指揮官の座を辞任した。

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