「WWEかな」サッカーでもクリンチ上等、アトレティコvsバルサで取っ組み合いの末に仲良く両者退場…

写真：Getty Images

ラ・リーガ第16節、アトレティコ・マドリーvsバルセロナで、格闘技を彷彿させるシーンが見られた。

8日に行われた4位アトレティコと首位バルセロナの一戦は、22分にフランス代表FWウスマーヌ・デンベレが先制ゴールを挙げ、バルセロナがリードを保って最終盤を迎えた。

後半もアディショナルタイムに入ってわずか、ハーフウェーライン付近のバルセロナのスペイン代表FWフェラン・トーレスへ縦パスが入ると、アトレティコのモンテネグロ代表DFステファン・サビッチがタイトな守備でこれを潰した。

ファウルはなくプレーは続いたものの、もつれた2人は互いの首に手を回し、つかんで離さぬまま。完全にクリンチ状態となった。

アトレティコのチャンスシーンでプレーを継続させていた主審だが、キリのよいところでホイッスル。2人によどみなくレッドカードを提示した。

『イレブン・スポーツ』は「たくさんの「ご褒美」をもらって、2人は街へ繰り出しました」と赤い贈り物を冗談めかして伝えている。閲覧者も「WWEかな」、「グレコローマンファイト!?」、「なにこれ柔術？」、「僕も兄弟とこうやって喧嘩してる」と呆れた様子だ。

互いに退場者を出しての残り時間ではスコアは動かず、そのまま0-1でバルセロナが勝利。ビッグマッチを制し、2位レアル・マドリーとの勝ち点差を広げている。

【動画】サッカーらしからぬ取っ組み合いを見せ退場となった、バルセロナのフェラン・トーレスとアトレティコのサビッチ

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