アーセナルがエンケティアの2ゴールなどで3発完勝！4回戦ではシティと激突《FAカップ》

写真：Getty Images

冨安健洋の所属するアーセナルは9日、FAカップ3回戦でオックスフォード・ユナイテッドと対戦し3-0で完勝した。冨安は81分までプレーしている。

3日に行われたプレミアリーグ第19節のニューカッスル戦をゴールレスドローで終えたアーセナルは、その試合の先発からサカ、マルティネッリ、エンケティア、ガブリエウ以外の7人を変更。冨安は右サイドバックでリーグ戦5試合ぶりの先発出場となった。

リーグ1(イングランド3部)のオックスフォードに対し、3トップにサカ、エンケティア、マルティネッリを並べた[4-3-3]で試合に臨んだアーセナルは、16分に冨安がチャンスを演出する。サカのパスからボックス右深くまでオーバーラップした冨安がダイレクトで折り返しを供給。しかし、これはゴール前に走りこんだエンケティアの前で相手GKがキャッチした。

その後もポゼッションで大きく上回るアーセナルが、何度もアタッキングサードまでボールを運ぶが集中した守りを見せるオックスフォード守備陣を攻略できず。43分には、ティアニーのロングスローが相手DFのクリアミスを誘うと、ゴール前のエンケティアが詰めるが、シュートは枠の上に外れた。

迎えた後半も膠着状態が続く中、アーセナルは61分にティアニーとロコンがを下げてジンチェンコとジャカを投入。すると63分、バイタルエリア左で獲得したFKからファビオ・ヴィエイラが供給したクロスをエルネニーが頭で叩き込んだ。

待望の先制点を奪ったアーセナルは、70分にファビオ・ヴィエイラのスルーパスに反応したエンケティアが飛び出したGKをかわし無人のゴールへ流し込み、追加点。さらに76分にも、マルティネッリのスルーパスからボックス右深くまで抜け出したエンケティアが冷静にネットを揺らした。

その後、81分に冨安を下げたアーセナルは危なげない試合運びで試合をクローズ。3-0で試合を終わらせ、4回戦進出を決定した。

なお、勝利したアーセナルは4回戦でマンチェスター・シティとアウェイで対戦する。