「我々を新たなレベルに」プレミア首位アーセナル、指揮官が今季新加入組を称賛

写真：Getty Images

アーセナルを率いるミケル・アルテタ監督が、プレミアリーグ制覇を目指すチームの完成度に自信を示している。イギリス『ミラー』が伝えた。

2003-04シーズン以来19年ぶりとなるプレミア制覇に向けて前進するアーセナル。17試合を消化して首位に立ち、2位マンチェスター・シティとの勝ち点差は「5」。後半戦の戦いに注目が集まる。

9日にはFAカップ3回戦を戦い、下位リーグのオックスフォード・ユナイテッドを相手に3-0で完勝。アルテタ監督は試合後のインタビューで、今季から加入した選手たちがチームのレベルを押し上げたと語った。

「ガブリエウ・ジェズスやオレクサンドル・ジンチェンコなどはクラブに大きなものをもたらした。彼らは若く、必ずしも経験豊富ではないかもしれないが、ハングリーさを持ち、我々を新たなレベルに押し上げるだけのクオリティを有している」

また、試合については「辛抱強く戦い、効果的に相手の穴を突いた」と振り返り、昨夏の加入以降、なかなか定位置を掴めないながらも、2アシストの活躍を披露したファビオ・ヴィエイラを称えている。

「彼のクオリティは本物だね。常にクリエイティブさを発揮し、ファイナルサードでは試合を決定づけるプレーができる。今日は違いを生み出した」

一方、1月中に新戦力を加える意向はあるかと問われ、「我々はさらに一歩前進するべき。クラブに勝利をもたらしてくれる選手が必要だ」と、補強の意志を改めて明言した。

なお、アーセナルはシャフタールのウクライナ代表FWミハイロ・ムドリク(21)獲得に向けた交渉の行方が注目される一方、同じく関心を寄せていたアトレティコ・マドリーのポルトガル代表FWジョアン・フェリックス(23)については、チェルシー行きが濃厚になったと伝えられている。