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「リバプールはスピリットを完全に失っている」PSVの元指揮官がガクポ移籍の決断を疑問視

超ワールドサッカー / 2023年1月10日 18時0分

写真:Getty Images

かつてPSVや浦和レッズで指揮を執ったア・デモス氏が、古巣からリバプールに移籍したオランダ代表FWコーディ・ガクポの判断に疑問を呈した。イギリス『ミラー』が伝えている。

PSVの下部組織で育ったガクポは、今シーズンの公式戦25試合に出場して13ゴール17アシストと出色の成績を記録。昨年11月に開幕したカタール・ワールドカップ(W杯)でもグループステージ全試合で得点をマークし、ビッグクラブから注目の的となった。

ガクポにはかねてより同胞のエリク・テン・ハグ監督率いるマンチェスター・ユナイテッドが関心を示していたが、昨年12月に移籍金3700万ポンド+アドオン1300万ポンドの最大5000万ポンド(約80億円)を提示したリバプール行きが決定。7日に行われたFAカップ3回戦のウォルバーハンプトン戦でデビューしている。

しかし、このガクポの判断をア・デモス氏は疑問視しているようだ。同氏はオランダ『soccernews.nl』にて、現在プレミアリーグで6位に沈むリバプールは決して良い状態ではないと指摘。世代交代に失敗し、ユルゲン・クロップ監督が任期を全うできるかも不透明になりつつあるクラブは、成長に適していないと語った。

「コーディ・ガクポは少し失意の時期を過ごしているクラブに加入した。今のリバプールはスピリットを完全に失っている状態であり、チェルシーと同様、現時点ではベストチームの一つとは言えない」

「リバプールは今、軌道に乗ろうとチャレンジしている。ただ、若い選手が多いわけでもなく、今の状態のリバプールに移籍すべきタイミングだったかはわからないね。そして、もしかしたらユルゲン・クロップにも退任が迫っているかもしれない」

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