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「犠牲になった」圧倒した前半から一転、PK戦でなんとか勝利したバルセロナ…チャビ監督はレアルとの決勝に「士気は上がる」

超ワールドサッカー / 2023年1月13日 11時40分

写真:©︎RFEF

バルセロナのチャビ・エルナンデス監督が、レアル・ベティス戦を振り返った。スペイン『アス』が伝えた。

12日、スーペル・コパ・デ・エスパーニャ準決勝がサウジアラビアで行われ、バルセロナはベティスと対戦した。

既にレアル・マドリーが決勝進出を決めているこの大会。バルセロナは立ち上がりから試合を支配すると、80%のポゼッションを誇るなどペースを握っていく。

一方のベティスは粘り強い守りからカウンターを狙う形に。それでもバルセロナが40分にロベルト・レヴァンドフスキがゴールを決めて先制する。

1点リードで後半を迎えたが、ベティスが反撃。ボールを握り出すと、77分に失点。試合は延長戦に入ると、アンス・ファティのゴールで勝ち越すも、ベティスが再び追いつきPK戦へ。PK戦では、この試合でビッグセーブを連発していたGKマルク=アンドレ・テア・シュテーゲンが活躍。見事に勝利し、決勝に駒を進めた。

チャビ監督は試合を振り返り、前半の出来を評価しながらも後半に失敗したとコメント。課題があるとしながらも、決勝に進むことが大事だったとした。

「ハーフタイムでは自分達のプレーに満足していたが、その矢先に後半はベティスに支配され、苦しむこととなった。我々は足が重く感じ始めた。そしてその犠牲になった」

「後半は我々が望んでいないことだ。試合には多くのフェーズがあったが、自己批判をする必要があるだろう」

「最も重要なことは、我々が決勝戦でプレーするということだ」

「ただ、その道は前半と同じだ。なぜなら、試合に勝たなければいけないからだ」

また、マドリーとの決勝となり“クラシコ”が実現。士気が上がると語り、良い決勝になるだろうと予測した。

「タイトルだ。我々は変わらないが、士気は上がるだろう。大切なのはそのためにプレーしたということだ」

「目的でもあった。喜んでプレーしている。素晴らしい決勝になるだろうし、勝てるように頑張りたい」


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