メッシへのサウジアラビアからの485億円オファーは存在しない？ スペイン人ジャーナリストが否定、PSGとの契約延長が接近

写真：Getty Images

パリ・サンジェルマン(PSG)のアルゼンチン代表FWリオネル・メッシ(35)に対して、サウジアラビアから巨額オファーがあると報じられたが、どうやらそれは事実ではないようだ。イギリス『BBC』が伝えた。

カタール・ワールドカップ(W杯)で7ゴールを決める活躍を見せ、悲願のW杯優勝を達成したメッシ。自身最後と位置付けたW杯で見事な結果を残した中、PSGに合流し早速ゴールを記録して沸かせていた。

そのメッシは、2023年6月で契約が満了。2年間をPSGで過ごし、その後の去就が騒がしくなり、古巣のバルセロナが復帰を求めるという報道も出ていた。

そんな中、驚きの情報が。ポルトガル代表FWクリスティアーノ・ロナウドを獲得したサウジアラビアのアル・ナスルのライバルである、アル・ヒラルがメッシ獲得に動いていると報じられた。

さらに驚きなのはその金額。年俸2億ユーロ(約277億5000万円)と言われるC・ロナウドを超える、3億5000万ユーロ(約485億6000万円)を提示したと報じられており、アル・イテハドも同様のオファーを検討しているという話が浮上した。

現代サッカーをトップクラスで牽引し続けた2人のスーパースターがサウジアラビアに集結するのかと話題となった中、スペインのジャーナリストであるギジェム・バラゲ氏はそのようなオファーは存在していないと否定。PSGとの契約延長が近づいているとした。

「オファーはなかった。PSGとメッシは、メッシをパリに留めるための契約について、今後数週間で会議を行い最終決定する」

「彼の今のモチベーションは、ヨーロッパに留まること。バロンドールの最有力候補だ。まだチャンピオンズリーグも残っているし、ワールドカップで優勝した後に大きな目標を持っている」

「そのオファーで彼にアプローチするのは意味がないだけでなく、そもそも存在していない」