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精巣がん克服のアラーが親善試合でハットトリック! 手応えと心境を語る「これ以上ない出来栄え」

超ワールドサッカー / 2023年1月14日 16時35分

写真:Getty Images

精巣がんから復活を遂げたドルトムントのコートジボワール代表FWセバスティアン・アラーが、親善試合でのハットトリックに満足感を示した。

今季開幕前、FWアーリング・ハーランドに代わる得点源として期待され、アヤックスからドルトムント入りしたアラー。だが、開幕前に精巣がんが見つかって手術へ。11月末に2度目の手術を受けていた。

そのアラーが今年に入って実戦復帰を果たしており、10日に行われたデュッセルドルフとの親善試合で待望の瞬間が。そして、続く13日のバーゼルとの試合では、1本30分×4の形式で4本目の出場し、PKを含む3ゴールをマークした。

22日に控えるブンデスリーガ再開初戦のアウグスブルク戦での移籍後初出場が期待される中、この2試合での手応えを語るとともに、復帰までの道のりや現在の心境を明かした。

「ゴールを決めるよう求められているので、それを心がけているよ。(ハットトリックは)これ以上ないほどの出来栄えだったね。こうして帰ってきて、ゴールを決め、チームに貢献し、日が経つにつれて体がどんどん良くなっていくのを実感している」

「自分にとってだけでなく、チームにとっても、みんなにとって、これ以上のものはないと思っている。だから、これからもその方向で、みんなでやっていこうと思う」

「そして、今言ったように、チームのために決定的な役割を果たせればと思っているよ。毎日新しい感覚があるんだ。体もまだ疲れていて、再スタートは簡単ではなかった」

「だけど、体調を戻すにはそれしかない。この数カ月も同じだった。だから、僕にとってトレーニングに戻るのは簡単なことで、フィールドでチームメイトとまた楽しめる」

「自分の体力を取り戻すために、毎日トレーニングをしている。苦しいけどやりがいがあって、とても楽しいよ」

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