前田＆ギアクマキス弾でキルマーノックを下したセルティックが決勝進出！《スコティッシュ・リーグカップ》

写真：Getty Images

セルティックは14日、スコティッシュ・リーグカップ準決勝でキルマーノックと対戦し2-0で勝利した。

準々決勝でマザーウェルに完勝した前回王者のセルティックが、先週末のリーグ戦で対戦したキルマーノックをホームに迎えた準決勝。大会連覇を狙うセルティックは、その試合のスタメンから1人を変更。古橋亨梧、前田大然、旗手怜央は先発、新加入の小林友希はベンチスタート、井手口陽介とこちらも新加入の岩田智輝はベンチ外となった。

立ち上がりからキルマーノックに押し込まれたセルティックだが、徐々に主導権を奪い返すと18分にセットプレーからラッキーな形で先制する。バイタルエリア右で得たFKからムーイがクロスを供給すると、ゴール前のラファーティがクリアしたボールが詰めていた前田に当たりゴールに吸い込まれた。

その後もポゼッションで相手を圧倒するセルティックは、何度もアタッキングサードまでボールを運んだが、ボックス内を固めるキルマーノック守備陣を崩しきれず。前半は1-0で終了した。

迎えた後半、セルティックは早い時間にネットを揺らす。49分、右サイドを持ち上がったムーイ横パスをボックス手前で受けたユラノビッチがシュート。さらに相手DFにディフレクトしたボールを旗手がゴールに押し込んだが、これはVARの末にオフサイドと判定された。

さらにセルティックは、60分にも細かなパス回しで相手DFを翻弄すると、ペナルティアーク内でパスを受けた古橋のスルーパスからボックス内に抜け出した前田がゴール右へシュートを突き刺した。しかし、このゴールもVARの末に古橋のオフサイドを取られて取り消された。

2度のゴール取り消しを受けたセルティックは、74分に旗手と古橋、81分に前田を交代。その後も膠着状態が続いたが、試合終了間際の95分にターンブルのシュートのこぼれ球をギアクマキス流し込み、勝負あり。キルマーノックを下したセルティックが2年連続の決勝へ駒を進めた。

セルティック 2-0 キルマーノック
【セルティック】
前田大然(前18)
ギアクマキス(後50)

【動画】前田大然の活躍でセルティックがキルマーノックに勝利