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圧巻ディバラがエイブラハムとのホットラインでドッピエッタ! ローマが10人ヴィオラを撃破《セリエA》

超ワールドサッカー / 2023年1月16日 6時42分

写真:Getty Images

セリエA第18節、ローマvsフィオレンティーナが15日にスタディオ・オリンピコで行われ、ホームのローマが2-0で勝利した。

7位のローマは前節、敗色濃厚と思われたミランとのアウェイゲームを後半終盤の連続ゴールで2-2のドローに持ち込んだ。また、ミッドウィーク開催のコッパ・イタリアではセリエBのジェノアを相手にディバラのゴールを守り抜き、ウノゼロで8強進出を決めた。

上位浮上へ勝ち点3必須のホームゲームでは9位のフィオレンティーナと対戦。リーグ2試合のベンチ入り禁止処分が明けてベンチに戻ったモウリーニョ監督は、ジェノア戦から先発4人を変更。出場停止のイバニェスに代えてスモーリング、マティッチとエル・シャーラウィ、ザニオーロに代えてクリスタンテ、チェリク、ディバラを起用した。

試合は立ち上がりから拮抗した展開に。10分過ぎにはローマのザレフスキが左サイドからのカットインシュート、20分過ぎにはフィオレンティーナのアムラバトがペナルティアーク付近からミドルシュートと、互いに際どい枠内シュートを放つ。

以降も一進一退の攻防が続く中、24分に試合の行方を左右するアクシデントが発生。試合開始直後にイエローカードをもらっていたドゥドゥがザレフスキへのアフターチャージで2枚目のカードをもらい、アウェイチームが早くも数的不利を背負う。この退場を受け、イタリアーノ監督は中盤のダンカンを削りヴェヌッティを右サイドバックに投入した。

数的優位を手にしたローマはここから完全に主導権を握るが、ヨビッチ、クアメ、イコネとアタッカーを残した相手のカウンターを警戒してか、なかなかリスクを冒して攻め切れない。

しかし、直近のジェノア戦で圧巻のゴラッソを決めてチームを勝利に導いたエースがこの試合でも魅せた。

40分、相手陣内中央でのボール奪取から右サイドのチェリクが早いタイミングでクロスを送ると、ボックス中央に走り込んだエイブラハムが冷静に胸でマイナスに落とす。これをディバラが抑えの利いた見事な左足ダイレクトボレーで合わせると、DFミレンコビッチにディフレクトしてコースが変わったボールがGKの股間を抜けてゴールネットに突き刺さった。

“ラ・ホヤ”の2試合連続ゴラッソによって1点リードで試合を折り返したローマ。

早い時間帯に2点目を決めてヴィオラの心を折りたい状況の中、立ち上がりの50分にはディバラのスルーパスに抜け出したチェリクがゴール右に持ち込んで右足を振り抜くが、これはGKの好守と右ポストに阻まれる。さらに、左サイドで存在感を放つザレフスキやリーグ2戦連発を狙うエイブラハムが、散発的にゴールに迫るものの、粘る相手守備を崩し切れない。

以降は後半頭のニコラス・ゴンサレス、バラクの同時投入によって推進力のある攻めを仕掛けるフィオレンティーナに手を焼くモウリーニョのチームは、65分過ぎに足を痛めたザレフスキ、2枚目のカードをもらうリスクのあるボーヴェを下げて、マティッチとスピナッツォーラのベテランを同時投入。よりゲームコントロールに重きを置く。

その後、試合は最少得点差のまま後半終盤に突入すると、再びオリンピコに歓喜をもたらしたのはアルゼンチン代表FWの左足。82分、後方からのビルドアップからクリスタンテが右サイドのスペースを狙うエイブラハムへ絶妙なフィードを通すと、そのままボックス内へ持ち込んだエイブラハムは左を並走するディバラへ完璧なラストパスを送ると、ジャッロロッシの21番が難なく流し込んだ。

いずれもエイブラハムのお膳立てによるディバラのドッピエッタで勝利を決定的なモノとしたローマは、殊勲の2選手を下げてベロッティと共に今冬の新戦力ソルバッケンをデビューさせる余裕の采配を見せる。

そして、セットプレーから与えた終盤のピンチをきっちり凌ぎ切ったローマが10人のヴィオラに2-0の勝利を収め、きっちり勝ち点3を積み上げた。

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