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「正しいと信じられる取引を行う」 チェルシーにFWムドリクを奪われたアーセナル、アルテタ監督もマネーゲームはしない姿勢

超ワールドサッカー / 2023年1月16日 11時50分

写真:Getty Images

アーセナルのミケル・アルテタ監督が、今冬の移籍市場について言及した。クラブ公式サイトが伝えた。

今シーズンはプレミアリーグで首位に立つアーセナル。2003-04シーズン以来のリーグ制覇に向けて順調に歩みを進めており、15日には第20節でライバル・トッテナムとのノースロンドン・ダービーで0-2と勝利。2013-14シーズン以来のダブルを達成した。

2位のマンチェスター・シティはマンチェスター・ユナイテッドとのダービーに敗れ一歩後退。アーセナルにとっては追い風が吹いている。

一方で、今季そのシティから加入したブラジル代表FWガブリエウ・ジェズスは中断前までチームを牽引。しかし、カタール・ワールドカップ(W杯)で右ヒザを負傷し手術。2、3カ月は離脱すると見られている。

前線の選手を失ったアーセナルは、センターフォワードはFWエディ・エンケティアのみ。枚数も減ってしまい、今冬の移籍市場で補強を目指していた。

そのアーセナルのターゲットはシャフタール・ドネツクのウクライナ代表FWミハイロ・ムドリク(22)であり、本人も移籍に乗り気。あとは移籍金の交渉のみとされていたが、アーセナルの提示額とシャフタールの要求額に大きな開きがあった。

そんな中、今シーズンは監督交代をしながらも低迷が続くチェルシーが横槍。夏の補強で失敗したこと、ケガ人、そして成績が上がらないことから積極的に動くと、8850万ポンド(約138億円)とも報じられる移籍金を提示し強奪する形でムドリクを獲得。8年半の長期契約を締結していた。

獲得が迫っていながら、同じロンドンのライバルに強奪されたアーセナル。アルテタ監督はトッテナム戦後にムドリクについて質問され、本人については語らずも、この移籍市場で補強することを強調。ただ、マネーゲームに付き合う気はないことも明言した。

「我々には優秀な選手がいる。私自身、コーチングスタッフ、他のスタッフ、幹部やオーナーも、この移籍市場でチームを改善したいと思っている」

「我々は誰もが一緒にこの問題に取り組んでいるが、我々にできること、そしてフットボールクラブにとって正しいと信じられる取引を行うつもりだ」

チェルシーが8850万ポンドを支払ったとされるが、アーセナルは当初5500万ポンド(約86億円)のオファー。そして、その後にアドオンを含めた合計で6200万ポンド(約97億円)を超えるオファーを提示したとも報道。ただ、シャフタールが要求してきた8800万ポンドを出す気はない姿勢を示し続け、最終的には自分たちの評価を曲げない選択をしたようだ。

【動画】チェルシーファンの前で早速お披露目されるムドリク





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