ミラン、背番号10ブラヒムの買取希望...保有元マドリーと値引き交渉へ

写真：Getty Images

ミランのスペイン人MFブラヒム・ディアス(23)は去就が宙に浮いている状況だ。イタリア『カルチョメルカート』が伝えている。

ブラヒムは2020年夏にレアル・マドリーからミランへ1年レンタルで加入し、翌夏に期間が2年延長。今季はその2年目となり、シーズン後にはマドリーへと帰還する流れになっている。

今季はセリエA16試合で4得点2アシストを記録し、背番号10にふさわしい活躍を披露中。ステファノ・ピオリ監督との信頼関係もバッチリで、幹部らも2200万ユーロ(約30億5000万円)とされる買い取りオプションの値引きを目論んでいるとのことだ。

一方、保有元であるマドリーのカルロ・アンチェロッティ監督はブラヒムのレンタルバックを希望。戦術的な観点のみならず、復帰選手であればコストもかからないため、来季の戦力入りを前提として評価を進めている段階だという。

なんとかブラヒムを手元に残したいミランは、冬の移籍市場が終了次第、値引きに向けた交渉をマドリーに持ちかけるとみられている。