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土壇場被弾で逃げ切り失敗のユナイテッドの公式戦連勝が「9」でストップ…カゼミロ不在で次節アーセナル戦へ《プレミアリーグ》

超ワールドサッカー / 2023年1月19日 7時15分

写真:Getty Images

プレミアリーグ第7節延期分、クリスタル・パレスvsマンチェスター・ユナイテッドが18日にセルハースト・パークで行われ、1-1のドローに終わった。

ユナイテッドは前節、マンチェスター・シティとのダービーを2-1の逆転勝利。リーグ5連勝を含む公式戦9連勝を達成し、2位シティとのポイント差を「1」に縮めた。

公式戦10連勝での2位浮上を目指すテン・ハグのチームは、週末に首位アーセナルとのビッグマッチを控える中、公式戦3連敗中でリーグ12位に位置するパレスとのアウェイゲームに臨んだ。ダービーからは先発3人を変更。マラシアとフレッジ、マルシャルに代えてマルティネス、アントニー、バーンリーからの新戦力ヴェグホルストがデビューを飾った。

立ち上がりからボールを握って主導権を握るユナイテッドは、最前線のヴェグホルストにシンプルにボールを当てながら2列目の選手が入れ替わる形で積極的に背後を狙う。そして、その狙いの形から幾度か良い場面を作り出す。16分には両サイドバックの攻撃参加からボックス内でショーが抑えの利いたボレーシュートを放つが、これはわずかに枠の右へ外れる。

その後は完全に相手を押し込んでアントニーの意表を突くループシュートや、ショーの左クロスからヴェグホルストのヘディングシュートといくつか良い場面を作るアウェイチーム。その一方で、40分には守備陣が一瞬の隙を突かれてボックス手前のエドゥアールに決定的なシュートを打たれる。だが、ここはGKデ・ヘアが見事な反応でボールのコースを変えた結果、クロスバーを叩いて事なきを得た。

この決定機をキッカケにパレスが攻撃への色気を見せ始めるが、その攻め気を逆に生かしたユナイテッドがゴールをこじ開けた。

43分、左サイドでのパス交換からラッシュフォードがDF2枚の間を抜く絶妙な斜めのスルーパスをボックス左に走り込むエリクセンに通す。ここでデンマーク代表MFはヴェグホルストがニアに走り込んで空けた中央のスペースに入り込んだブルーノ・フェルナンデスに丁寧なマイナスのパスを送ると、B・フェルナンデスが冷静なボールコントロールから右足のシュートを叩き込んだ。

B・フェルナンデスの2試合連続ゴールによって余裕をもって後半の戦いに臨んだ赤い悪魔。早い時間帯に2点目を奪って試合を決めたいところだが、後半はピンチこそないものの相手にボールを持たれる展開が続く。

この展開を受けてテン・ハグ監督は70分、ヴェグホルストとアントニーを下げてマクトミネイ、ガルナチョを同時投入。ラッシュフォードを1トップ、2列目にB・フェルナンデス、マクトミネイ、ガルナチョを並べて守備のテコ入れと共にカウンター色を強める。

だが、リスクを冒して前に出る相手の勢いを止められずにいると、75分にはオリーズのCKからゴール前のグエイに決定機を許す。これはGKデ・ヘアのビッグセーブで凌ぐが、守勢が続く中で累積警告にリーチがかかっていたカゼミロがイエローカードをもらってしまい、次節アーセナル戦の欠場が決定した。

その後は完全に割り切って1-0でのクローズを目指したユナイテッドだったが、後半の消極的な戦い方が土壇場の悪夢に繋がる。91分、ボックス手前右で与えたFKの場面でキッカーのオリーズにクロスバーの内側を掠める完璧なシュートを叩き込まれ、土壇場での痛恨の失点となった。

何とか残り時間で勝ち越したいユナイテッドは、ここから猛攻に打って出たが、セットプレーの流れからカゼミロ、ガルナチョに訪れたビッグチャンスを決め切れず。また、公式戦7試合連続ゴール中のラッシュフォードもこの日は不発に終わり、試合は1-1のままタイムアップを迎えた。

この結果、リーグ連勝と公式戦連勝がストップしたユナイテッドはニューカッスルを抜いて3位に浮上したものの、消化不良の形で週末のアーセナル戦に臨むことになった。

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