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「レジェンドへの敬意」ジダン氏侮辱問題、似た事案がアルジェリアでも… マフレズが声明

超ワールドサッカー / 2023年1月19日 17時46分

写真:Getty Images

物議を醸したフランスサッカー連盟(FFF)会長によるジネディーヌ・ジダン氏への侮辱発言問題だが、レジェンドへの敬意を欠く事案はアルジェリアでも発生しているようだ。フランス『フットメルカート』が伝える。

FFFのノエル・ル・グラエ会長は先日、フランス代表のディディエ・デシャン監督続投に関して「ジダンと連絡するまでもなく、デシャンと契約した」という旨を発言し、同代表FWキリアン・ムバッペから公然と批判されるなど大騒動となった。

デシャン監督の後任としてジダン氏が取り沙汰されていたことを意識した発言だったが、同氏への敬意を欠いたものとして、謝罪に追い込まれる形に。現在は同会長の退任手続きが進められている。

一方、似たような事案がジダン氏のルーツでもあるアルジェリアで発生中。同国史上最も偉大なサッカー選手の1人として敬愛されるラバー・マジェール氏(64)が、ファンからブーイングを浴びせられたという。

昨年はカタール・ワールドカップ(W杯)の抽選会にも登壇したマジェール氏。17日に南アフリカで行われたアルジェリア代表vsエチオピア代表にて、スクリーンに同氏の写真が映し出された際、スタジアム全体から大ブーイングが浴びせられたとのことだ。

これに反応したのがMFリヤド・マフレズ、FWイスラム・スリマニといったアルジェリア代表の中心選手たち。両者ともこの試合には出場していなかったが、マフレズはSNSを通じてマジェール氏への連帯を表明している。

「私たちアルジェリア人にとって、歴史上最も偉大な選手。そして何より彼は人格者。ここに改めて敬意を表します」

なお、マジェール氏がブーイングを浴びたのは、同氏が過去にアルジェリア代表を率いた際に結果が伴わなかったのに対し、現代表監督が国内で高い評価を得ていることが背景にあると考えられている。

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