アーセナル、NLダービーにおけるサポーターの反ユダヤ主義的行為を調査…長期スタジアム入場禁止などを検討
超ワールドサッカー / 2023年1月19日 22時33分
アーセナルが、先日のノースロンドン・ダービーにおける一部サポーターの人種差別行為への調査を開始した。
アーセナルは15日に敵地で行われたトッテナムとのノースロンドン・ダービーに2-0で快勝。2013-14シーズン以来のシーズンダブルを達成した。
同試合の試合終了後にはブラジル代表FWリシャルリソンとの小競り合いをキッカケに、イングランド代表GKアーロン・ラムズデールがトッテナムサポーターの35歳男性に背中を蹴られ、その後の警察の捜査で当該サポーターが起訴される事件が発生。後味が悪い結果となっていた。
だが、アーセナルの声明によると、今回のダービーではトッテナムサポーターだけでなく、アーセナルサポーターによる問題行為も確認されたようだ。
アーセナルは18日、公式声明を通じて今回のダービーにおいて、反ユダヤ主義的行為に関する2つの事件が認識され、現在調査中であることを明かした。
「日曜日のノースロンドン・ダービーでアーセナルのサポーターが関与する事件があり、ファンの1人が別のアーセナルのファンによる非常に攻撃的な反ユダヤ主義の発言を耳にしました」
「同じ日の午後、イズリントンのThe Callyパブで、他の反ユダヤ主義のチャントが巻き起こったというニュースを聞いて、私たちは愕然としました」
「私たちは、この行動が多くのユダヤ人サポーターやその他の人々に与える影響を認識しており、私たちのゲームや社会にふさわしくないこの性質の言葉の使用を非難します」
「アーセナルは誰にとっても安全で居心地の良い環境でなければなりません。私たちのクラブではいかなる種類の差別的虐待も歓迎されないことを明確にします。私たちはこの種の行動を支持せず、私たちの設立者はそのような行為に責任を負います」
「特定された者は、長期のクラブ活動停止処分を受け、その詳細は法的手続きを開始するために警察に引き渡されます」
なお、トッテナムは本拠地がユダヤ人居住地に近くユダヤ人のファンも多いことによって、以前から対戦相手のサポーターから差別的なチャントを浴びる機会が多く、イングランドフットボール界で問題となってきた。
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