「きっと記事を書き換えただろう」生き返った後半に逆転勝利のレアル、アンチェロッティ監督はハーフタイムに発破「私はとても怒っていた」

写真：Getty Images

レアル・マドリーのカルロ・アンチェロッティ監督が、ビジャレアル戦を振り返った。クラブ公式サイトが伝えた。

19日、コパ・デル・レイ ラウンド16でマドリーはビジャレアルとアウェイで対戦した。

サウジアラビアでのスーペル・コパ・デ・エスパーニャを戦い、決勝でバルセロナに敗れたマドリー。失意の中帰国して中3日でビジャレアル戦に臨んだ。

しかし、バルセロナ戦でも高いパフォーマンスを見せられていなかったチームはこの試合も低調なパフォーマンス。4分に早々と失点すると、前半のうちに2点目を奪われてしまう。

敗色濃厚という内容だったが、後半に盛り返すと、ヴィニシウス・ジュニオール、エデル・ミリトンとゴールを重ね同点に。最後は、ダニ・セバージョスが逆転ゴールを決め、2-3で勝利を収めた。

なんとか勝利したマドリー。アンチェロッティ監督は、ハーフタイムに怒りを露わにしたことを明かし、前半のパフォーマンスに苦言。それでも、そこから盛り返したチームを称えた。

「ハーフタイムに私はとても怒っていた。だから、前線からプレッシャーをかけてリスクを冒すことにした。デュエルでは我々は強引さがなかったので、目を覚ますように言った。そしてよく目を覚ましてくれた」

「前半は良くなく、あのようなプレーはやってはいけない。後半の反応はいつものように素晴らしいものだった」

「このクラブは決して諦めることはないが、良い反応ができなければ決勝まで近づくことはできないだろう」

「我々は前半がとても悪かった。後半は予想外のプレーをした。なぜなら、あの前半の後に流れを変えることは難しいからだ」

「チームにはこのダイナミクスを変えるキャラクターがある。後半の戦い方は、我々に大きな自信を与えてくれる。我々は諦めないし、きっとみなさん記事を書き換えただろう」