アーセナル入りのトロサールが1stインタビュー 「魔法がかった瞬間をできるだけ多く」

写真：Getty Images

アーセナル入りしたベルギー代表MFレアンドロ・トロサールが意気込みを語っている。

今季のここまでブライトン＆ホーヴ・アルビオンで公式戦17試合で7得点3アシストと活躍したトロサールだが、カタール・ワールドカップ(W杯)が終わってからロベルト・デ・ゼルビ監督との摩擦が明らかに。一気に去就が騒がしくなるなか、ウクライナ代表FWミハイロ・ムドリクをチェルシーに持っていかれてしまったアーセナルが新天地に名乗りを上げ、20日に獲得を正式発表した。

ブライトンにアドオン込みで2600万ポンド(約41億7000万円)の移籍金を残して、この後半戦からプレミアリーグ首位チームに活躍の場を移す28歳アタッカーはクラブの公式チャンネルでの1stインタビューで心境とともに決意を口にしている。

「とてもわくわくしているよ。このクラブはビッグクラブ。自分に何ができるか。準備万端だ。チームがうまくいっているのは見ての通り。自分を含めて、みんなの夢を実現するために、僕はここにいる」

「1日を大事に頑張って、チームの目標達成をヘルプしたい。僕自身ももっとうまくなりたい。監督は偉大で、あらゆる面で選手としてもっとうまくなりつつ、素晴らしいことを成し遂げる一員でありたい」

「スタジアムでファンのみんなに会うのがとても楽しみだよ。自分のすべてを出し切れるようにしたい。魔法がかった瞬間をできるだけ多く作って、一緒に喜び合っていきたいね」

また、「彼らは僕のことを選手として本当に好きで、システムやプレーの仕方にとても合うと言ってくれた。僕は多才で、色々なポジションをこなせる。それは僕にとって助けになる」と続け、自身が好むプレーエリアとともに、自信をのぞかせた。

「僕はストライカーの後ろにあるポケットを突いていくのが好き。ウイングなら、自分自身を切り開いてもいける。どっちのポジションでも良いけど、選ぶとしたら、ストライカーの背後だね。でも、すべてはシステム次第さ」

「一対一は得意。ボックス内では落ち着きがあって、チャンスが巡れば確実に仕留められる。狭いスペースでのプレーが得意だから、タフなゲームで勝つ手助けができれば。経験もそれなりにあるし、それをチームに生かせたらとも思う」