「彼がいなくても良いプレーができる」デ・ゼルビ監督、アーセナル行きのトロサールについて言及「最後は申し訳なかった」

写真：Getty Images

ブライトン＆ホーヴ・アルビオンのロベルト・デ・ゼルビ監督が、アーセナルへと完全移籍したベルギー代表FWレアンドロ・トロサールについて語っていた。

20日、アーセナルはトロサールの獲得を発表。28歳の選手を獲得するというのは、最近の補強傾向からは外れているが、長期契約を締結した。

トロサールは今シーズンのプレミアリーグで16試合に出場し、7ゴール3アシストを記録。スピードとテクニック、シュート精度に優れる右利きのアタッカーは、左右のウイングに加えてセンタフォワードやウイングバックでもプレー可能なユーティリティ性も売りとしている。

一方で、カタール・ワールドカップ(W杯)以降、デ・ゼルビ監督との間には確執が生まれ、トレーニングへの参加や態度を巡って批判を受けていた。

結果として希望通りチームを去り、移籍を果たしたトロサール。イギリス『Sussex Press』は移籍が確定的となった段階のデ・ゼルビ監督のコメントを紹介。でトロサールについて語り、問題となっていた理由や今後についてコメントした。

「彼が去りたがっているのを理解していたので、難しい状況だった。最後の時期は申し訳なかったと思っている。私は明確になっていることが好きだ。違う行動を取ることが嫌いというわけではない」

「ただ、どうなるかはわからない。良いチームだと思っているし、レオ(レアンドロ・トロサール)が居なくても、我々は良いプレーができる」