今冬移籍の機運高まるザニオーロ、ローマがPSGに売り込みか

写真：Getty Images

ローマはイタリア代表MFニコロ・ザニオーロ(22)をパリ・サンジェルマン(PSG)に売りたいようだ。

2018年夏にローマへと加入して以降、両足の前十字じん帯を断裂するなど度重なる大ケガに見舞われてきた中で、昨季は主力として輝きを放ったザニオーロ。一方、クラブとの現行契約は2024年夏までとなるが、延長交渉は難航を極めている。

来夏には契約切れまで残り1年となることから、クラブは今冬の売却を決断した模様。同選手は15日に行われたセリエA第18節のフィオレンティーナ戦でのメンバー外に続き、次節のスペツィア戦でも遠征に招集されておらず、構想外の扱いを受けている。

ローマが設定した売却額は3000万ユーロ(42億3000万円)から4000万ユーロ(56億4000万円)と伝えられる中、獲得に近づいているとされるのがトッテナム。その他にもアーセナルや、ウェストハム、ドルトムントら複数クラブが争奪戦を繰り広げている。

一方、フランス『Footmercato』はローマがPSGに対してザニオーロの売り込みを行っていると報道。クラブは今回のマーケットでの放出を強く望んでいることから、買い取り義務付きのレンタルという選択肢も提示したようだ。