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快勝ローマが連勝で首位ナポリとのデルビーへ! ディバラ2Aでファラオーネ&エイブラハムにゴール《セリエA》

超ワールドサッカー / 2023年1月23日 4時9分

写真:Getty Images

セリエA第19節、スペツィアvsローマが22日にスタディオ・アルベルト・ピッコで行われ、アウェイのローマが0-2で勝利した。

現在、6位のローマは勝ち点34で並ぶ4位のラツィオと5位のアタランタがユベントス、ミランとの対戦を控える中、15位のスペツィア相手の連勝で暫定4位浮上を狙った。ディバラのドッピエッタの活躍でフィオレンティーナを2-0で破ったモウリーニョのチームは、その試合から先発3人を変更。クンブラとペッレグリーニ、ボーヴェに代わってサスペンション明けのイバニェス、マティッチとエル・シャーラウィが起用された。なお、今冬の売却が取り沙汰されるザニオーロは遠征メンバー外となった。

立ち上がりからボールを握るローマだが、同じ[3-4-2-1]の布陣を採用してマンマーク気味にアグレッシブな守備を敢行するスペツィアの戦い方に苦戦。GKを含め後方ではボールを持てるものの、中盤や前線になかなか効果的にボールを入れられず、前進することができない。

それでも、相手にチャンスは与えずに試合を進めていくと、20分を過ぎた辺りからより深い位置でのプレー機会を増やしていく。21分に細かな連携でエル・シャーラウィが最初の枠内シュートを放つと、26分にはペナルティアーク付近の好位置で得たFKを名手のディバラが直接狙うが、これは壁に阻まれる。

以降も相手の粘り強い守備に手を焼くローマはイバニェスの見事な中央突破からのシュートやザレフスキのフィニッシュでチャンスを窺うもゴールが遠い。それでも、このままハーフタイム突入かに思われた前半終了間際にトリデンテの連携から見事に先制点を奪い切る。

45分、スモーリングからのロングフィードを最前線のエイブラハムが頭で落とすと、これを回収したエル・シャーラウィが右を並走するディバラに一度預けてゴール前に走り込むと、最後はアルゼンチン代表FWからの丁寧なリターンパスを冷静にゴールネットへ流し込んだ。

最高の時間帯に先制に成功したローマは1点リードで折り返した後半立ち上がりに相手のミスから畳みかける。49分、相手バックラインの不用意なパスを引っかけたディバラがすかさずサポートに入ったエイブラハムに繋ぐと、鮮やかなボールタッチでDFをドリブルで交わしたエイブラハムがそのままボックス内に持ち込むと、最後は冷静にGKとの一対一を制した。

ディバラの2アシストの活躍によってエル・シャーラウィ、エイブラハムにゴールが生まれたローマは、ここからゲームコントロール優先の戦い方にシフト。前に出てきたホームチームの攻撃を冷静に受け止めながらカウンターから追加点を狙う。

相手の粘りの守備もあって後半半ば以降はなかなか決定機まで持ち込めず、試合を決めることができない。それでも、守備の局面では前がかる相手に対して要所を締める守備をみせ、決定機はおろか枠内シュートまで持ち込ませない。

その後、殊勲のトリデンテをベンチへ下げて試合を締めくくる中、累積警告にリーチがかかっていたチェリクのイエローカードが唯一の誤算となったが、フィオレンティーナ戦同様に2-0のまま試合をクローズ。危なげなく2連勝を飾って暫定4位に浮上したジャッロロッシは、次節首位のナポリとのデルビー・デル・ソーレに臨むことになった。

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