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勝ち点剥奪直後の試合で打ち合いドローのユベントス、アッレグリ監督「集中するのは簡単ではなかったが…」

超ワールドサッカー / 2023年1月23日 11時36分

写真:Getty Images

ユベントスのマッシミリアーノ・アッレグリ監督が、チームのパフォーマンスを称えた。クラブ公式サイトが伝えている。

不正会計により勝ち点15剥奪の重い処分を受け、3位から突如として10位に後退したユベントス。22日に行われたセリエA第19節では、好調のアタランタと対戦した。

開始早々に失点しながら22分に得たPKをMFアンヘル・ディ・マリアが決めて同点とすると、35分にFWアルカディウシュ・ミリクのゴールで逆転に成功。しかし、後半に再逆転を許すと、65分にセットプレーからDFダニーロに得点が生まれ追いついたものの、以降はスコアが動かないまま3-3のドローに終わった。

試合後、アッレグリ監督は勝ち点を剥奪される難しい状況でありながら意地を見せたチームを称賛。今後も自分たちにできることを続けていきたいと意気込んだ。

「まず、シーズン前半を評価したい。残念ながら、チャンピオンズリーグ(CL)ではミスがあった。そしてリーグ戦ではここまで勝ち点38を積み上げたが、VARのミスがなければもっと多かったはずだ。そうすれば、ナポリを除いてどこよりも多いポイントだった。それを続けていかなければならない」

「選手たちは今夜、強くてフィジカルのあるアタランタに、とても良いプレーを見せてくれた。多くのプレッシャーがあった2日間を経て、集中するのは簡単ではなかっただろう。それでも、選手たちは責任を持ち、真剣に取り組む姿勢と、今年から始めたことを続けていこうという気持ちを示してくれた」

「試合は3失点ともミスであり、自分たちで難しくしてしまった。それでも、ここ10試合で8勝1分け1敗だ。我々はヨーロッパリーグ(EL)やコッパ・イタリアでもハードワークを続けていく。2位や3位からいきなり10位になるのは大変だが、ここまでの結果は選手たちを祝福すべきだろう。心理的には、自分たちがやってきたことを奪われたようなものだが、同じレベルのプライドを見せ続けるつもりだ」

「反応とパフォーマンスには満足している。残念ながら、自分たちのミスの代償を支払う形となったが、ビハインドを跳ね返せたのは良かった」

「CLに出場するための勝ち点数は70か71くらいだろうから、厳しい。それでも、落ち着いて仕事を続けなければならない。1週間でエネルギーを補給して、そこからはモンツァ戦、コッパ・イタリア、ELが待っている。今の時点で、自分たちが何を達成できるか考えるのは難しい」

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