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前線の補強を模索するミラン、チェルシーから2選手の獲得を検討か

超ワールドサッカー / 2023年1月23日 13時34分

写真:Getty Images

ミランがチェルシーのアメリカ代表FWクリスティアン・プリシッチ(24)と、イングランド代表MFルベン・ロフタス=チーク(27)の獲得を検討しているようだ。

昨シーズン11年ぶりのセリエA優勝を果たしたミラン。今シーズンも序盤から好調を維持してきたが、年明けからのリーグ戦3試合でわずか1勝と、やや勢いが陰りつつある。

クラブは現在の不調の原因を、攻撃陣の層の不足にあると判断。エースのFWズラタン・イブラヒモビッチは依然として昨シーズン終了後に受けた左ヒザの手術からの回復中であり、昨夏獲得したFWディヴォク・オリジは度重なる負傷でフィットし切れず。さらに、期待のMFチャールズ・デ・ケテラエルもここまで思うようなパフォーマンスは発揮できていない。

イタリア『カルチョメルカート』によると、クラブは攻撃陣に厚みを持たせるべく、プリシッチとロフタス=チークの獲得を望んでいるようだ。ミランはFWオリヴィエ・ジルーの獲得以来、チェルシーと良好な関係を築いており、取引にもプラスに作用することを期待しているという。

プリシッチは昨年9月にトーマス・トゥヘル前監督が解任され、新たにグレアム・ポッター監督が就任すると出場機会が増加。ここまで公式戦21試合に出場して1ゴール2アシストの成績を残しているが、現在は負傷離脱中だ。

また、チェルシーの下部組織出身であり、前線含む複数ポジションでプレー可能なロフタス=チークは、今季公式戦20試合に出場。監督交代があった後でも主力としてプレーし続けている。

どちらもチェルシーにとって重要な戦力である一方で、クラブは大型補強を実施し、FWミハイロ・ムドリク、DFブノワ・バディアシル、FWノニ・マドゥエケらを今冬の移籍市場で獲得。現在は肥大化したスカッドを削減する必要があり、条件次第で放出に応じる可能性があるかもしれない。

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