【ブンデス第17節プレビュー】前半戦最終戦、4位フライブルクvs2位フランクフルトの日本人上位対決
超ワールドサッカー / 2023年1月24日 18時0分
約2カ月のワールドカップ中断が明けた前節、首位バイエルンと3位ライプツィヒによる上位対決は譲らずドローに終わった。そしてフランクフルトvsシャルケの日本人対決ではフランクフルトが3-0で勝利する結果となった。迎える前半戦最終戦の第17節は火曜と水曜に行われ、フライブルクvsフランクフルトの日本代表対決が行われる。
ヴォルフスブルクにまさかの6失点惨敗を喫して4位に後退したフライブルク(勝ち点30)。W杯で大活躍した堂安も右ウイングでフル出場したが、見せ場は作れなかった。鎌田がボランチで出場することになればマッチアップの機会がありそうだが、ヴォルフスブルク戦大敗の鬱憤を晴らすことはできるか。
一方、シャルケに3-0と勝利して2位に浮上したフランクフルト(勝ち点30)。シャルケに主導権を握られる内容だったが、終盤の2ゴールで突き放し、最下位チームをしっかりと退けた。ボランチで出場の鎌田は攻撃面で見せ場を作るには至らなかったが、フライブルクとの上位対決ではアクセントを付けるようなプレーを披露できるか。
フランクフルトに終わってみれば3失点敗戦を喫したものの、この試合でデビューを飾った上月は上々のパフォーマンスを披露した。その最下位シャルケ(勝ち点9)は5位ライプツィヒ(勝ち点29)とのホーム戦に臨む。デビュー戦では右MFで躍動した上月。ゴールに迫るようなヘディングシュートも放ったが、相手GKトラップの好守に阻まれてデビュー弾とはならなかった。強豪ライプツィヒ相手にもインパクトを残せるか。一方、2失点目に関与してしまった吉田。終盤までは1失点で凌いでいただけに悔やまれるところ。ライプツィヒ戦では劣勢が想定されるが、相手の強力攻撃陣を抑え込めるか。
ライプツィヒに後半盛り返されて1-1の引き分けに終わった首位バイエルン(勝ち点35)は、11位ケルン(勝ち点20)とのホーム戦に臨む。中断前の好調を持続するチュポ=モティング弾で前半に先制することに成功したバイエルンだったが、後半はライプツィヒに主導権を奪われてのドロー。守護神ノイアーの負傷を受けて加入したGKゾマーは流石の足元の技術の高さを示したが、デビュー戦勝利とはならなかった。ブレーメンに7発爆勝して勢いに乗っているケルンを下して前半戦ラストマッチを勝利で締めくくれるか。
後半戦、巻き返しを図りたい6位ドルトムント(勝ち点28)は前節、アウグスブルクとの打ち合いを何とか制してバイエルンとのポイント差を7に縮めた。そのドルトムントは12位マインツ(勝ち点20)とのアウェイ戦に臨む。アウグスブルク戦では常にリードする展開とした中、辛くも逃げ切ったドルトムント。精巣癌を患ったアラーが復帰する嬉しいニュースがあった中、白星リスタートとした勢いを持続させたい。
前節マインツ戦では遠藤が先制アシストを記録した16位シュツットガルト(勝ち点15)。終始、優勢に試合を進めたが勝ち切ることはできなかった。そのシュツットガルトは13位ホッフェンハイム(勝ち点18)とのアウェイ戦に臨む。インサイドMFの位置からうまく攻撃に絡めていた遠藤。ホッフェンハイム戦でも攻守両面における活躍が期待される。センターバックでフル出場の伊藤も引き続き安定したプレーを見せておりスタメン起用が濃厚だ。
前節レバークーゼンの快速アタッカー陣に対応していた8位ボルシアMG(勝ち点22)の板倉。チームは最終盤に2点を返して意地を見せたが、2-3で敗れてしまった。ブンデス屈指の快速アタッカーであるディアビの対応に当たっていた板倉は失点に絡むことなく奮闘。15位アウグスブルク(勝ち点15)戦でもソリッドな守備を期待したい。
悔しいW杯メンバー落選となった3位ウニオン・ベルリン(勝ち点30)の原口は前節、ホッフェンハイム戦で先発。インサイドMFの位置で精力的にプレーしていたが、自身が代わってから3ゴールが生まれての逆転勝利でスタメン定着に向けてアピールとは行かなかったかもしれない。そのウニオンは10位ブレーメン(勝ち点21)とのアウェイ戦。原口に引き続き先発のチャンスは訪れるか。
そしてW杯でスーパーサブとして活躍した14位ボーフム(勝ち点16)の浅野は前節、ヘルタ・ベルリン戦で途中出場。チームが3点をリードした中、右サイドでの出場となった。勝負が決まっていた状況だったが、9位レバークーゼン(勝ち点21)との今節ではスタメンとなるか。
◆ブンデスリーガ第17節
▽1/24(火)
《26:30》
シャルケvsライプツィヒ
《28:30》
ヘルタ・ベルリンvsヴォルフスブルク
バイエルンvsケルン
ホッフェンハイムvsシュツットガルト
▽1/25(水)
《26:30》
マインツvsドルトムント
《28:30》
ブレーメンvsウニオン・ベルリン
フライブルクvsフランクフルト
レバークーゼンvsボーフム
アウグスブルクvsボルシアMG
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