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ベレーザが2年ぶり16度目の大会制覇!エース・植木理子の2得点などでINACに4発快勝《皇后杯》

超ワールドサッカー / 2023年1月28日 17時0分

28日、第44回皇后杯決勝の日テレ・東京ヴェルディベレーザvsINAC神戸レオネッサがヨドコウ桜スタジアムにて行われ、4-0で勝利した東京NBが2大会ぶり16度目の優勝を決めた。

攻撃陣好調の東京NBと、勝負強さを見せて勝ち上がってきたI神戸。東京NBは[4-3-3]、6大会ぶり7度目の優勝を狙うI神戸は[3-5-2]と、両チームともにこれまで通りの布陣を採用した。

カタール・ワールドカップ(W杯)にも参加した山下良美さんが主審を務めた一戦は、キックオフ直後にI神戸がペースを握り、高い位置で奪っての愛川陽菜のシュートがクロスバーを叩く。対して東京NBは小林里歌子、三浦成美のミドルを契機にI神戸の守備ラインを押し下げると、次第にポゼッション率を高めて北村菜々美のクロスに小林のヘッドと見せ場を作る。

これにI神戸は修正を施し、中盤からアタッキングサードにかけてボールホルダーへの守備をタイトに。ただ、奪った後も攻撃の軸となるロングフィードが限定され、以降は膠着状態が続いた。

打破のきっかけを作ろうと、25分に髙瀬愛実がロングシュートを放つと、その後立て続けに愛川、髙瀬とフィニッシュを迎えるが、高瀬の右足はGK田中桃子がセーブする。

序盤以降シュートシーンから遠ざかっていた東京NBだが、翼を広げて幅を取ると、次第にポケットへの侵入回数が増加。39分、宮川麻都が藤野あおばとのワンツーでボックス右へ侵入すると、ニアへの折り返しに植木理子が合わせて均衡を破った。

ハーフタイムにはビハインドのI神戸ベンチが動き、脇阪麗奈を下げて山本摩也を投入して成宮唯を中盤の底へ置いたが、立ち上がりにネットを揺らしたのはまたも東京NBだった。

49分、藤野の突破から右CKを獲得すると、ゴール前のこぼれ球にいち早くいち早く反応したのは植木。抑えの利いた右足の一撃を左隅に流し込み、自身にとって大会4試合連続となる複数得点を記録した。

相手の背中が遠くなったI神戸は68分に田中美南を投入するも、チームとしての奪いどころが定まらず、チャンスは乏しいまま。対照的に東京NBはリズム良くパスを回すだけでなく、守備時には北村が左のワイドに落ちて5バック気味となり、後方に人数を掛ける。

81分には三宅史織のクロス処理ミスを見逃さずに、フリーの小林が決定的な3点目を奪うと、以降も前掛かりとなったI神戸を後目にチャンスを創出。終了間際には相手最終ラインからボールを奪って一対一を迎えた藤野がダメ押しの4点目を挙げ、東京NBが4-0の快勝で2大会ぶり16度目の優勝を決めた。

日テレ・東京ヴェルディベレーザ 4-0 INAC神戸レオネッサ
【東京NB】
植木理子(前39、後4)
小林里歌子(後39)
藤野あおば(後45)

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