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鉄人イニャキ・ウィリアムズのラ・リーガ連続出場記録が251試合でストップ…セルタ戦ベンチ外で約7年ぶりの欠場に

超ワールドサッカー / 2023年1月30日 6時0分

写真:Getty Images

アスレティック・ビルバオのガーナ代表FWイニャキ・ウィリアムズ(28)のラ・リーガ連続出場記録が、251試合でストップすることになった。

ガーナ人の父親とリベリア人の母親の元、ビルバオで生まれ育ったイニャキは、バスク純血主義を抱えるアスレティックのカンテラからトップチームに昇格し、2015年には黒人選手として初めてゴールを記録。

以降は186㎝の恵まれた体躯、爆発的なスピード、テクニック、得点感覚を武器にアスレティックの前線の主力に君臨。そして、2016年4月20日に行われたアトレティコ・マドリー戦から、2023年1月22日に行われたレアル・マドリー戦まで、およそ7年近くに渡ってリーグ戦251試合に連続出場してきた。

この間に幾度か指揮官が入れ替わったものの、常にスタメンのファーストチョイスとなり続けた実力もさることながら、センターフォワードやウイングを主戦場に対戦相手の屈強な守備者とのコンタクトプレー、ロングスプリントを繰り返すプレースタイルにも関わらず、強靭なフィジカルとメンタルを併せ持つ鉄人は、負傷やコンディション不良とは無縁。

さらに、技術の問題やメンタル面のコントロールに難があるレフェリーも目立つリーグにも関わらず、カードトラブルによる欠場も一度もなかった。

しかし、ここ最近になってコンディションの問題を抱えていたイニャキは、29日に行われたラ・リーガ第19節のセルタ戦の招集メンバーから外れ、現代のフットボールにおいて驚異的と評された偉大な記録に終止符が打たれることになった。

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