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途中投入のサウールが値千金の今季リーグ初ゴール! 難敵オサスナに競り勝ったアトレティコがダービー敗戦を払しょく《ラ・リーガ》

超ワールドサッカー / 2023年1月30日 2時10分

写真:Getty Images

ラ・リーガ第19節、オサスナvsアトレティコ・マドリーが29日にエル・サダールで行われ、アウェイのアトレティコが0-1で勝利した。

現在、4位のアトレティコは、コパ・デル・レイ準々決勝でセビージャを延長戦の末に破って勢いに乗る7位のオサスナとのアウェイゲームに臨んだ。

リーグ前節はバジャドリーに3-0の完勝を収め、リーグ3試合ぶりの白星を収めたシメオネのチーム。しかし、レアル・マドリーとの今季2度目のダービーとなった直近のコパでは延長戦の末に1-3で敗れ、チャンピオンズリーグに続くカップ戦敗退となった。その敗戦からのバウンスバックを図る一戦では先発2人を変更。サスペンションのサビッチに代えてヒメネス、ベンチスタートのモラタに代わってバリオスが起用された。

アンヘル・コレアとグリーズマンを最前線に配した[4-4-2]で臨んだアトレティコは、立ち上がりから試合の主導権を握る。だが、ミッドウィークのダービーの激闘による重さが散見され、なかなか攻撃のギアが上がっていかない。

前半半ばを過ぎてグリーズマンの正確なプレースキックからヒメネスのヘディングシュート、32分にはバリオスのミドルシュートと徐々に際どいシーンを増やし始めると、前半終盤は押し込んでグリーズマンに続けてシュートチャンスが訪れたが、ホームチームの堅守を前にジャブを打ち続けるにとどまった。

ほとんどピンチはないものの、前半の攻撃の停滞を受けてシメオネ監督は、レマルを下げてカラスコをハーフタイム明けに投入。立ち上がりの47分には中央をドリブルで突破したグリーズマンがボックス手前で左足を振っていくが、これはコースが甘くGK正面を突いた。

その後、アトレティコ同様に120分を戦ったコパの疲労が出始めるオサスナが60分に3枚替えを敢行し押し返す展開になると、シメオネ監督も早いタイミングで2枚替えを敢行。65分にコレアとバリオスを下げて切り札のモラタとサウールを投入した。

すると、アルゼンチン人指揮官によるこの勝負手が待望の先制点をもたらす。74分、自陣中央でボールを受けたデ・パウルがボールを受けに中盤に下りてきたモラタと入れ替わりで背後へ飛び出したサウールへ完璧なラストパスを供給。ディフェンスラインと完璧に入れ替わったサウールがそのままボックス内に抜け出すと、最後はGKのポジションを見極めてゴール右下隅へ右足のシュートを流し込み、今季のラ・リーガ初ゴールとした。

伏兵の大仕事によってリードを手にしたアトレティコは、ここから全体のプレー強度が上がっていくと、80分過ぎに続けて決定機が訪れる。まずはデ・パウルのスルーパスに抜け出したグリーズマンがボックス内でGKと一対一となるが、チップキック気味のシュートは相手GKの好守に遭う。さらに、直後にはカウンターからモラタがボックス内まで持ち込むが、シュートではなく並走するカラスコへのラストパスを選択すると、今度は必死の戻りを見せたDFのブロックに遭う。

追加点を奪えなかったことで、試合終盤はホームチームの情熱的な後押しを受けるオサスナの猛攻に晒されたアトレティコだったが、モンカジョーラの強烈なミドルシュートは守護神オブラクが冷静にはじき出し、ウノセロでのクローズに成功した。

この結果、苦しみながらもダービー敗戦からのバウンスバックに成功したアトレティコがリーグ連勝で前半戦の戦いを終えることになった。

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