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ラツィオがホームでヴィオラに薄氷ドロー…カサレのセリエA初弾にエース復帰も3連勝ならず《セリエA》

超ワールドサッカー / 2023年1月30日 4時6分

写真:Getty Images

セリエA第20節、ラツィオvsフィオレンティーナが29日にスタディオ・オリンピコで行われ、1-1のドローに終わった。

ライバルの取りこぼしを利用しつつ、直近のリーグ連勝で3位に浮上したラツィオ。3連勝でのトップ4圏内キープを目指す後半戦初戦では、11位のフィオレンティーナをホームで迎え撃った。

互いに集中した入りを見せた中、ホームのラツィオがファーストチャンスをきっちりゴールに結びつける。8分、右CKの場面でキッカーのルイス・アルベルトが右足アウトスウィングのボールを入れると、ボックス中央で相手と地上戦を競ったカサレが強引に右足アウトを使ってシュートに持ち込むと、これがゴール左隅に決まった。

カサレの技ありのセリエA初ゴールで先手を奪ったラツィオが、以降は前がかって攻撃に出るフィオレンティーナの反撃を受ける形に。17分にはニコラス・ゴンサレスに得意の左足ミドルシュートを打たれるが、これは枠の左に外れる。さらに、28分にはボックス内のヨビッチが強烈なシュートを枠に飛ばすが、今度はGKプロベデルのファインセーブに遭った。

前半半ばから終盤にかけても一進一退の攻防が続く中、追加点がほしいラツィオは幾度かロングカウンターからゴールに迫ったものの、ルイス・アルベルトが決定機でシュートを大きくふかすなど、最後の精度を欠いた。

すると迎えた後半、勢いを持って試合に入ったフィオレンティーナが早い時間帯に同点に追いつく。49分、ペナルティアーク付近でボナヴェントゥーラとの連携から前を向いたニコラス・ゴンサレスが強烈な左足のミドルシュートをゴール左隅へ突き刺した。

追いついた勢いに乗るフィオレンティーナが以降も優勢に試合を進めていくと、66分には鮮やかなカウンターからドゥドゥの右クロスをゴール前のヨビッチがうまく頭で合わせるが、これはGKプロベデルが好守で阻む。

一方、後半に入って苦戦が続くラツィオは積極的に交代カードを切り、負傷明けの切り札インモービレやベシーノをピッチへ送り込んでいく。すると、74分にはボックス中央でうまく右からのクロスを足元に収めたインモービレに早速の見せ場も、腰の捻りを利かせた右足のシュートはわずかに枠の左へ外れる。

後半終盤にかけてパワーを絞り出して攻勢を仕掛けたラツィオだが、フィオレンティーナの集中した守備に手を焼き、なかなか決定機まで持ち込めない。逆に、試合終了間際の後半アディショナルタイムにはサポナーラの鋭い仕掛け、左CKから絶体絶命のピンチを招くが、GKプロベデルのビッグセーブ、ミレンコビッチのゴール至近距離からのシュートはクロスバーに救われ、辛くも土壇場での逆転ゴールを免れた。

この結果、ホームで勝ち点3を取り損ねたサッリのチームだが、ミランの大敗によって暫定ながら3位の座をキープしている。

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