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首位に善戦も新年初黒星…モウリーニョ監督は「十分勝利に値する試合だった」

超ワールドサッカー / 2023年1月30日 12時29分

写真:Getty Images

ローマのジョゼ・モウリーニョ監督が、敗北を嘆いた。クラブ公式サイトが伝えている。

ローマは敵地で29日に行われたセリエA第20節で、ナポリと対戦した。年明けから無敗と好調を維持するチームは立ち上がりから強度の高い攻防を繰り広げると、徐々に首位相手に主導権を握ったが、17分にFWビクター・オシムヘンに圧巻の個人技を見せつけられ失点。後半も押し込む形を作ると75分にFWステファン・エル・シャーラウィのゴールで同点としたが、終盤に再びリードを許し1-2で敗れた。

デルビー・デル・ソーレに敗北して新年初黒星を喫したモウリーニョ監督は、試合後に内容に見合わない結果だったと強調。今日のようなパフォーマンスを引き続き示していきたいと意気込んだ。

「最初の1分から最高のパフォーマンスを見せられていた。オシムヘンにゴールを許して15分くらいは、失点のショックを受けていたように思う。だが、その後は常に主導権を握り、良いプレーができただろう。高い位置からプレスをかけ、ボールを奪い返し、よく守っていた」

「敗戦でも自信がつく試合はある。これは矛盾しているようだが、今回の試合後の感想はそれだ。我々がナポリにもっとも汗をかかせ、怖がらせたチームなのは間違いないだろう。いつもここは素晴らしい雰囲気のスタジアムだが、今日はまるで人がいないかのようだった」

「結果は明らかにネガティブだが、今日は前よりも自信を持ってここを去れる。そしてそれ以上に、交代で入った3人が昨シーズンはプリマヴェーラのピッチでプレーしていた若者だったこと、今日ここに来て彼らのしっかりとしたプレーを見られたことは、非常に嬉しく誇りだ」

「フットボールは時に不公平であり、勝つべきチームが負けることもある。今日の試合は十分勝利に値するものだっただろう。だから、結果にはがっかりだが、選手にはこう言ったんだ。『負けたときに笑ってはいられないだろう。悲しんでくれ。だが、今夜のような精神が必要なのだ。水曜日のクレモネーゼ戦では、オリンピコでみんなに会える』とね」

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