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チェルシー移籍合意のエンソ・フェルナンデスにベンフィカ指揮官が苦言「喜んでプレーする選手だけが必要」

超ワールドサッカー / 2023年2月1日 17時25分

写真:Getty Images

ベンフィカのロジャー・シュミット監督が、チェルシーへの移籍が合意に至ったアルゼンチン代表MFエンソ・フェルナンデス(22)に苦言を呈した。ポルトガル『レコルド』が伝えた。

ベンフィカは1日、総額1億2100万ユーロ(約170億8500万円)の契約解除条項をチェルシーが払うことで合意。ベンフィカを退団することが決まったことを発表した。

現時点でチェルシーからは加入の発表はなく、移籍市場もすでに閉鎖。エンソ・フェルナンデスの登録が間に合うのかどうかは不透明な状況だ。

チェルシーが何度も粘りを見せて実現した合意だが、チームの中心選手を失ったベンフィカは1月31日にプリメイラ・リーガ第18節でアロウカと対戦。ジョアン・マリオの2ゴールなどで0-3と快勝。首位を快走している。

エンソ・フェルナンデスはすでにチームに帯同していなかったが、シュミット監督は移籍に言及。エンソ・フェルナンデスの態度に苦言を呈し、必要のない選手だとした。

「冬の移籍市場で良い選手を失うことは常に難しいことだが、今日、我々は彼がいなくても良いチームであること、良いサッカーができること、チャンピオンになるため選手たちがより多くの勝ち点を獲得することに集中していることを示した」

「ベンフィカは選手よりも遥かに大きな存在だ。ベンフィカでプレーすることを喜び、情熱的な選手だけが必要だ」

「退団したいという選手と、条項を支払うクラブがあった。我々には何もできなかった。我々はそれを受け入れ、検討した」


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