ベルギー代表の新指揮官はテデスコ氏に! 近日中に正式契約へ
超ワールドサッカー / 2023年2月2日 6時0分
ドイツ人指揮官のドメニコ・テデスコ氏(37)が、ベルギー代表の新監督に就任することが決定的となった。ベルギー『Het Nieuwsblad』など複数の国内メディアが報じている。
ベルギー代表は2016年から指揮官を務めていたロベルト・マルティネス前監督が、カタール・ワールドカップ(W杯)後に退任。以降はアシスタントコーチを務めたティエリ・アンリ氏や、クロード・ピュエル氏、アンドレア・ピルロ氏、エルヴェ・ルナール氏らが候補として挙がっていた。
しかし、いずれの候補とも合意に至らず、来月にユーロ2024予選が迫る中、ベルギーサッカー協会(KBVB)はテデスコ氏の招へいに成功したようだ。
報道によると、両者は2026年W杯までの契約で合意に至っており、近日中に公式なアナウンスが行われる見込みだ。
イタリア出身のテデスコ氏はドイツ下部リーグのASVアイヒヴァルトで選手としてプレー。だが、早々に選手キャリアに終止符を打つと、若くして指導者に転身。シュツットガルト、ホッフェンハイムのU-17チームでの指揮を経て、ブンデスリーガ2部のエルツゲビルゲ・アウエでトップチームを初めて指揮。
ここでの手腕が評価されて2017年には名門シャルケへのステップアップを果たし、就任初年度はブンデスリーガ2位フィニッシュに導く手腕を発揮した。だが、就任2年目は開幕から思うような戦いを見せられず、2019年3月に成績不振を理由に解任の憂き目を味わった。
その後、2019年10月にスパルタク・モスクワの監督に就任。ロシア・プレミアリーグでチームを2位に導いたが、コロナ禍における家庭の事情で契約を更新せずに退任。2021年12月からはRBライプツィヒを率い、クラブ史上初のDFBポカール制覇をもたらしたが、昨年9月に成績不振と首脳陣との確執によって解任されていた。
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