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ローマと関係破綻のザニオーロが声明…「ローマファミリーの完全な自由裁量に身を委ねる」

超ワールドサッカー / 2023年2月2日 6時30分

写真:Getty Images

今冬の去就問題でローマとの関係が完全に破綻したイタリア代表MFニコロ・ザニオーロ(23)が、望まぬ残留が確定してから初めて沈黙を破った。

2024年夏まで契約を残すものの、ゼネラルマネージャーを務めるチアゴ・ピント氏らとの関係悪化などの影響もあり、数カ月前からローマ退団希望をクラブサイドに突きつけていたザニオーロ。

これにより、今冬の移籍市場ではトッテナムやミラン、ボーンマスへの移籍の可能性が浮上。しかし、トッテナムの早期撤退に加え、個人間で合意に至っていた意中のミラン行きはクラブ間の交渉難航で破談に。

そういった中、クラブ間合意に至っていたボーンマスが唯一の選択肢となったが、複数回に渡る移籍拒否、ローマ入りした首脳陣との会食拒否など不誠実な対応でイングランドのクラブを怒らせると、移籍市場閉幕直前に翻意したものの、すでに相手側に獲得の意思はなくローマ残留が決定した。

一連の振る舞いによって怒り心頭に達するローマは、今夏はおろか契約が終了する2024年夏までの“飼い殺し”を検討しているとも言われ、クラブに忠誠心を求める熱狂的なロマニスタも自宅を突撃し、脅迫行為に及んだとの報道も出ている。

現在、トップチームから追放されているイタリア代表MFは、2日にトリゴリアのトレーニング施設に戻る予定。ただ、少なくとも今季終了までは個人でのトレーニングを強いられる上、トップチームとの接触を避ける目的でトレーニングも別の時間帯に設定されるという。

一連の振る舞いに至った経緯は不明も、四面楚歌の現状を自ら招いたザニオーロは、1日にイタリア『ANSA通信』で以下の声明を発表した。

「ここ数週間、僕について多くのことが言われ、書かれたが、多くは事実ではない」

「僕はローマに見知らぬ者として到着し、ローマとロマニスティは自分を彼らの一人として迎えてくれた。ケガという恐ろしく暗い瞬間に、彼らは僕に自信と勇気と愛情を与えてくれた」

「(ECL決勝開催地の)ティラナでは、そのゴールで、自分が受け取ったものすべてにお返しをしたと感じ、すべてのロマニスティに忘れられない喜びを与える手助けができたと感じている」

「23歳にして、多くの仲間がキャリア全体で経験できないような経験をしてきた。転んで、立ち上がって、また転んで、立ち上がって、勝つ」

「ここ数カ月は、自分のプロとしての将来がどうなるかを理解するのが難しいデリケートな時期を過ごしてきた。しかし、僕は常に最高のプロフェッショナリズムを持ってフィールドとトレーニングに自分自身を捧げてきた」

「ここ数日、初めて自分自身と家族のことが恐怖に晒されて、見捨てられたような気持ちにもなった。こんなことは初めてで、とても恐怖を感じた」

「未来は僕らの手の中にある。僕は自分の手を差し出して、ローマファミリーの完全な自由裁量に身を委ねるつもりだ」

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