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敵地で難敵ベティス撃破のバルセロナが暫定8pt差で首位ターン《ラ・リーガ》

超ワールドサッカー / 2023年2月2日 7時27分

写真:Getty Images

ラ・リーガ第17節延期分、ベティスvsバルセロナが1日にエスタディオ・ベニート・ビジャマリンで行われ、アウェイのバルセロナが1-2で勝利した。

2023年に入って公式戦8連勝と絶好調の首位バルセロナは、スーペル・コパ参戦に伴い、延期されていた前半戦ラストゲームに臨んだ。チャビ監督はスーペル・コパ準決勝で激闘を演じたリーグ戦6位チームとの再戦に向け、1-0で勝利したジローナ戦から先発4人を変更。負傷のデンベレに加え、エリック・ガルシア、マルコス・アロンソ、アンス・ファティが先発を外れ、3試合の出場停止が明けたレヴァンドフスキ、バルデ、クリステンセン、ペドリが起用された。

スーペル・コパの白熱の展開を継続するように、立ち上がりからハイインテンシティの攻防を繰り広げる両チーム。その中でボールの主導権を握ったバルセロナは、ペドリとガビを起点に要所で相手のプレッシャーを外しながら良い形で前進。だが、ペドリの見事なゴール前の飛び出しをGKルイ・シウバの好守で阻まれるなど、フィニッシュ、決定機まであと一歩という場面が目立つ。

一方、ボールを握られながらも粘り強く守るベティスは、ボルハ・イグレシアスがアラウホとクリステンセンのコンビに徹底監視されなかなか前線で起点を作れない。それでも、ルイス・エンヒキ、フェキルらの個人技から鋭いカウンターを仕掛ける。その形から10分にルイス・エンヒキ、32分にカナーレスといずれもボックス内で決定機に持ち込むが、ここはリーグ最高の堅守を誇るバルセロナの守備陣に見事なブロックで阻まれる。

前半終盤にかけてはよりオープンな展開の中でバルセロナのアタッカー陣の個人技が違いを生む。カウンターからボックス付近でより多くのチャンスを作るが、ガビやペドリの決定機はことごとくオフサイドなどに阻まれ、前半の内にゴールをこじ開けることはできなかった。

ゴールレスで迎えた後半、立ち上がりにバルデの見事な突破からの折り返しに反応したペドリのシュートでGKルイ・シウバを脅かしたバルセロナ。これで流れを引き寄せたチャビのチームは、後半より優勢に試合を進めていく。

これに対してベティスは60分過ぎにフェキルとウィリアム・カルヴァーリョを下げてグアルダード、フアンミを同時投入。すると、この交代直後に試合が動くことになった。

65分、バルセロナが相手陣内左サイドでフレンキー・デ・ヨングが倒された際のクイックリスタートからバルデが勢いをもってボックス内に侵入。完璧なグラウンダーのクロスを供給すると、ファーに走り込んだハフィーニャがワンタッチで流し込んだ。

相手の一瞬の隙を突くしたたかな攻撃から先制に成功したバルセロナは、リスクを冒して前に出るベティスの攻撃を凌ぎながら冷静に時計を進めていく。さらに、80分にはペドリの右CKを中央で競り勝ったアラウホがゴール前のスペースに落とすと、これを足元で収めたレヴァンドフスキが冷静にゴール左隅へ右足で流し込み、4試合ぶりのリーグ戦で早速ゴールを奪ってみせた。

これで勝利に大きく近づいたブラウグラナだが、鉄壁の守備に思わぬ綻び。85分、サバリの右サイド深くからのクロスがファーへ流れると、クンデの腹部に当たったボールがそのままゴールネットに吸い込まれて思わぬオウンゴールで失点する。

これで一気にスタジアム全体に熱狂的な空気が戻って来るが、この失点で気を引き締め直した守備陣が冷静に相手の攻撃を撥ね返し続けて2-1でクローズ。リーグ戦で久々の失点を喫したものの、スーペル・コパ同様にベティスを退けたバルセロナが、2位マドリーに暫定8ポイント差を付けて前半戦を終えた。

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