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ヴァランがフランス代表引退!「子供の頃にフランス98の選手たちを追いかけていた」

超ワールドサッカー / 2023年2月2日 21時30分

写真:Getty Images

マンチェスター・ユナイテッドのDFラファエル・ヴァラン(29)が2日、フランス代表からの引退を表明した。インスタグラムを通じて、溢れる想いを伝えている。

「10年間、この美しい国の代表を務めたことは、僕の人生において最も名誉なことの一つだ。その特別な青いユニフォームを着るたびに計り知れない誇りを感じていたんだ。すべてを出し切り、心をこめてプレーし、フィールドに立つたびに勝利することが義務だった。数カ月前から考えていたんだけど、国際サッカー界から引退するのに今が適切な時期だと判断した結果だ」

「子供の頃、フランス98というチーム、何とも言えない感動を与えてくれる選手たちを追いかけた記憶がある。そして20年後、僕は自分の人生の中で最も美しい体験、本当に誇りに思える体験をした。トロフィーを持ち帰ることができたことは絶対に忘れない。2018年7月15日、あの日感じたすべての感情を、今でも覚えている。人生で最も素晴らしく、最も印象的な瞬間の一つだった」

「みんなで勝ち取ったこの勝利は、ディディエ・デシャン監督をはじめ、この数年間の監督やスタッフの一人ひとり、そして毎試合ユニフォームを守ってくれたチームメイトのサポートなしにはあり得なかったと思う」

「だけど何よりも、この勝利はスタンドの皆さん一人ひとりの支えがあってこそ。皆さんの熱意、お祝いの言葉、そしてフランスに戻った時の思い出は、僕の心に永遠に残ることだろう。昨年の決勝で敗れた後も、僕をヒーローとして迎えてくれたね。皆さん一人ひとりに、心から感謝しています」

「でも、もう新しい世代に引き継がれる時期なんだ。僕たちには才能ある若い選手たちがいる。彼らはチャンスに値し、あなた方を必要としている」

「心を込めて、ありがとうございました。ラファ」

同選手の代表デビューは2013年3月のジョージア代表戦。2014年のブラジル・ワールドカップの頃からレギュラーに定着し、先のカタール大会を含めてW杯は3大会に出場。2018年のロシア大会では全試合にフル出場し、優勝に貢献した。一方、ユーロに関しては2016年大会はケガで不参加だったため、2020年の1大会のみの出場に。それでも、通算では93試合に出場し、レ・ブルーの歴史に名を刻んだ。

フランス代表では、カタールW杯を最後にGKウーゴ・ロリスとGKスティーブ・マンダンダも引退を発表している。ヴァランはロリス同様、アルゼンチン代表との決勝戦がラストマッチとなった。

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