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元ドイツ代表MFエジルが現役引退? 現地記者が引退決断と報道、レアルやアーセナルで活躍した世界屈指のプレーメーカー

超ワールドサッカー / 2023年2月3日 23時40分

写真:Getty Images

元ドイツ代表MFメスト・エジル(34)が引退を決断したようだ。

今シーズンからイスタンブール・バシャクシェヒルでプレーするエジル。しかし、背中のケガなどの影響で今シーズンは欠場が続いていた。

今年に入り復帰。スュペル・リグの直近3試合ではプレーしていたが、突如として引退を決断したという。

トルコ『ファナティック』の記者であるヤクプ・チナール氏によると、エジルはクラブとの契約を早期に解消し、引退を決断したとのこと。3日のチームトレーニングに参加せず、チームメイトに別れの挨拶をしたと伝えている。

トルコ系ドイツ人でもあるエジルは、シャルケやブレーメンでプレー。2010年8月にレアル・マドリーへと移籍すると、2013年9月にはアーセナルへと移籍する。

世界最高のプレーメーカーとも言われ、マドリーとアーセナルでは大きな功績を残すことに。マドリーでは公式戦159試合で27ゴール81アシスト、アーセナルでは254試合で44ゴール78アシストを記録していた。

しかし、2020年以降は急激にパフォーマンスが低下。出番が限られると、2021年1月にフェネルバフチェへ完全移籍。しかし、トルコではさらに苦しい状況が待っており、今シーズンはわずか7試合しかプレーできていなかった。

ドイツ代表としては92試合で23ゴールを記録。2010年の南アフリカ、2014年のブラジル、2018年のドイツとワールドカップ3大会に出場しブラジル大会では見事に優勝を遂げていた。

現時点でクラブや本人から公式の引退発表はないが、どうやらキャリアの終了が近づいているようだ。

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