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ディバラ2Aのローマが序盤セットプレー2発でエンポリ撃破! 公式戦連敗をストップ《セリエA》

超ワールドサッカー / 2023年2月5日 4時3分

写真:Getty Images

セリエA第21節、ローマvsエンポリが4日にスタディオ・オリンピコで行われ、ホームのローマが2-0で勝利した。

6位のローマは前節、首位のナポリ相手に2023年初黒星を喫すると、直近のコッパ・イタリアでは格下クレモネーゼにホームで敗れて公式戦連敗。年明け以降の好調から一転して苦しい状況に追い込まれた。

その屈辱の連敗からのバウンスバックを図るモウリーニョのチームは、9位のエンポリをホームで迎え撃った。ウイングバックを除きナポリ戦とほぼ同じメンバーを起用し、前線はディバラ、ペッレグリーニ、エイブラハムのトリデンテとなった。

公式戦連敗ストップへ強い決意で試合に臨んだローマは、最高の入りを見せる。まずは2分、左CKの場面でキッカーのディバラが左足インスウィングの正確なボールを入れると、ニアで競り勝ったイバニェスが叩きつけるヘディングシュートをゴール左隅へ流し込む。
さらに、畳みかけるホームチームは直後の6分に再びディバラの正確な左CKを今度はエイブラハムがニアで競り勝ってゴール右隅へ流し込み、セットプレー2発での連続ゴールとした。

得意のセットプレーで一気に試合をラクな展開としたローマは、早い時間帯のゴールを目指して前がかるエンポリの攻撃を受け止めながらカウンターで、さらなるゴールを目指していく。24分には三度ディバラの左CKから決定機が訪れるが、エイブラハム渾身のヘディングシュートはGKヴィカーリオのビッグセーブに阻まれる。

前半半ば以降は思った以上にエンポリに押し込まれて幾度かピンチを招いたホームチームだったが、GKルイ・パトリシオの好守やDFマンチーニの身体を張ったブロックや相手のシュート精度にも救われて2点リードを維持した。

迎えた後半、再び制空権を握るセットプレーから開始直後にマンチーニがゴールへ迫ったローマだが、以降は相手の左サイドからの仕掛けに苦戦を強いられ、押し込まれる展開となった。

それでも、スモーリングを中心に要所を締める守備で徐々に相手の攻撃にアジャストしたホームチームは、のらりくらりとした試合運びで巧みに時計を進めていく。その後、ボーヴェやチェリク、試合終盤にはディエゴ・ジョレンテをデビューさせるなど、危なげなく2点のリードを守り切った。

そして、公式戦連敗をストップしたローマは暫定ながら3位に浮上している。

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