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「批判する権利がある」リーグ3連敗、7戦未勝利のミラン、指揮官がダービー前半の戦いに「我々のミスだった」と反省

超ワールドサッカー / 2023年2月6日 11時55分

写真:Getty Images

ミランのステファノ・ピオリ監督が、インテルとの“ミラノ・ダービー”を振り返った。イタリア『スカイ・スポーツ』が伝えた。

5日、セリエA第21節でミランはインテルと対戦した。前節のサッスオーロ戦では2-5の惨敗。カタール・ワールドカップ(W杯)の中断明けはリーグ戦6試合を戦い1勝2分け2敗、公式戦では6戦未勝利の状態でインテル戦に臨んだ。

守備崩壊からこの試合では3バックを採用したミラン。守備に重心を置いてプレーしたため、インテルに終始押し込まれる展開となる。

CKから先制を許したが、なかなか攻撃に出ることができず、そのまま1-0で終了。リーグ戦3連敗となった。

ピオリ監督は守備的に戦った選択を振り返り、もっと攻撃に出れればよかったとコメント。ただ、守備自体は悪くなかったと振り返った。

「よりコンパクトな守備をしたかったので、相手が来るのを待っていた。我々は失点したが、守備は悪くはなかった」

「ボールがあればチャンスは来るのだから、もっとドリブルが必要だった。数的優位に立つことも多かったが、前半はキックを多用し、重心を上げていくことができなかった」

「ボールの動きが鈍いということもあったが、準備していたような攻撃を出せなかったものの、チームとしてはうまく機能していたように思う」

「プレーのやり方を変えるのは難しくはなかった。選手たちは正しい信念を持って、1週間取り組んだ」

「昨シーズンは守備がしっかりできていなかったことは明らかで、相手と対峙するのに適切なポジションを取れたと思う。もちろん守備だけの試合はしたくなかったが、これは我々のミスだった」

「前半はボールを運ぶことができず、後半はより攻撃的で積極的なサッカーができることを示した」

中断明けからは全く結果を残せていないミラン。完全に失速し、迷走状態が続いている。ピオリ監督は、チームの状況を理解しているとコメント。これまでの戦い方ではより酷い結果になっていたとした、

「監督として私は状況を理解しており、我々が自分達のサッカーをしていたら、より困難な状況になっていたと確信している。以前のような距離感がない」

「より密度が高くなったが、アグレッシブに攻めることを忘れてはいけない。我々は再び競争力を高めるため、全ての仕事を捨てることはない」

また、ファンについても言及。批判を受けることは当然だとした。

「彼らには批判する権利があり、パフォーマンスは標準には達していない。私が得たものは全て情熱とアイデアで手に入れたものであり、再びチャレンジする」

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