絶不調＆ケガ人だらけのリバプール、新たにMFチアゴも負傷とクロップ監督が明かす「いくつかの問題がある」

写真：Getty Images

リバプールのユルゲン・クロップ監督が、ケガ人の状態について言及。新たにスペイン代表MFチアゴ・アルカンタラが負傷していることがわかった。クラブ公式サイトが伝えた。

昨シーズンはマンチェスター・シティに優勝を許したリバプール。わずか勝ち点差1で2位となった中、今シーズンはタイトル奪還に燃えていた。

しかし、今シーズンは不調を極め、現在プレミアリーグで10位に位置。2023年に入ってからはリーグ戦で4戦勝利なし。公式戦でもFAカップの再試合でウォルバーハンプトンに勝利したのみとなっており、絶不調だ。

そのリバプールだがケガ人も多数。ポルトガル代表FWジオゴ・ジョタ、ブラジル代表FWロベルト・フィルミノ、オランダ代表DFヴィルヒル・ファン・ダイク、ブラジル代表MFアルトゥールらが負傷離脱しており、回復状況を語った。

「選手たちはトレーニングに復帰したが、状況が異なる」

「ジオゴ(・ジョタ)が最も近い。彼はすでに2日間は通常のトレーニングを行なっており、さらに3日間はトレーニングが可能だ。彼はチームでポジションを争うことになるが、少し待つ必要があるだろう」

「次はボビー(ロベルト・フィルミノ)だが、どうなるかはまだわからない。今の状態を見なければならず、彼がトレーニングの強度にどれほど対処しているかを確認しなければいけない。その上で決断を下す」

「ヴィルヒル(・ファン・ダイク)はまだ近いとはいえないが、それでも取り組んでいくつもりだ。アルトゥールもボビーに似ている状況だ」

また、最近トレーニングを欠席しているチアゴも負傷しているとのこと。エバートンとの“マージーサイド・ダービー”を前に新たなケガ人が出てしまった。

「チアゴにはいくつかの問題がある。私はその問題を知っているが、それについて話しても良いのかをメディカルに確認しなければいけない」

「股関節の屈筋とか、その類のものだ。彼はトレーニングができなかった」

なお、コロンビア代表FWルイス・ディアス、フランス代表DFイブラヒマ・コナテは依然としてチームから外れており、ブラジル代表MFファビーニョは前節のウォルバーハンプトン戦を体調不良で欠場。選手のやりくりも苦しくなっている。