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横浜FMが6度目の正直を実らせてまず1冠目! エウベル&西村拓真のゴールで甲府に下剋上許さず《FUJIFILM SUPER CUP》

超ワールドサッカー / 2023年2月11日 15時37分

写真:©︎J.LEAGUE

FUJIFILM SUPER CUP 2023が11日に国立競技場で行われ、横浜F・マリノスが2-1でヴァンフォーレ甲府を下した。

Jリーグ30周年の記念すべき今季の開幕を告げる一戦で激突したJ1覇者の横浜FMと天皇杯王者の甲府。守護神の高丘が海外移籍で急きょ離脱の横浜FMはその最後尾にオビが抜擢され、新戦力から上島が先発した一方で、甲府は復帰のピーター・ウタカや佐藤和弘に大卒ルーキーの水野と三浦がスタートから出場した。

甲府の鋭い出足が際立つ入りとなったが、横浜FMもその勢いを受けながらボールを動かして徐々に全体を押し上げる流れに。だが、その先の決定機構築という部分では横浜FMも突破口を探る時間が続き、ボールを奪ってからの速攻に活路を見いだす甲府がその形から幾度かフィニッシュシーンに結びつける。

甲府も悪い戦いではなかったが、横浜FMが前半のうちに均衡を破る。30分、自陣右サイドでの組み立てから、西村、水沼を経由してボックス右でボールを受けたアンデルソン ロペスが反転してゴール前に折り返すと、左ウィンガーのエウベルがファーサイドでフリーとなり、右足でネットを揺らした。

見事に崩して先制点をもぎ取った横浜FMはこの勢いで畳みかけたいところだったが、甲府が良い守りからの良い攻撃を仕掛け、44分にエドゥアルド・マンシャの縦パスからボックス右に抜け出した長谷川の折り返しにピーター・ウタカが右足ダイレクト。VARの対象となるが、認められ、追いついてみせる。

後半もピーター・ウタカのキープから長谷川が積極果敢にシュートを放っていった甲府が良い入りとなるが、次第に横浜FMペースに。57分には右サイドからのパスがゴール前にこぼれ、フリーのアンデルソン・ロペスが相手GKと一対一になりかけるが、エドゥアルド・マンシャの冷静な対応に阻まれてしまう。

逆転を狙って60分に両軍通じて最初の交代でジェトゥリオを送り出した甲府だが、その1分後に横浜FMが勝ち越し。61分、角田の持ち上がりからボックス左のスペースでボールを受けたアンデルソン・ロペスが左足フィニッシュに持ち込むと、左ポストの跳ね返りにいち早く反応の西村が左足で押し込んだ。

再びリードした横浜FMは67分にヤン・マテウスとマルコス・ジュニオールを送り込み、俄然ペースを握るなか、甲府も71分に三平をピッチへ。74分にヤン・マテウスの左足ミドルを河田のビッグセーブで凌ぎ、反撃の糸口を探ろうとするが、横浜FMのボール支配が続いて、なかなか前に出ていけない。

81分には武富も入れ、再び攻めの時間を作り始めた甲府が横浜FMも藤田の交代カードを切って試合を締めにかかるなか、後半アディショナルタイムにジェトゥリオがネットを揺らすが、VARチェックの末にオフサイドで幻ゴールに。横浜FMがクラブ史6度目の挑戦で初のスーパーカップ優勝を成し遂げた。

横浜F・マリノス 2-1 ヴァンフォーレ甲府
【横浜FM】
エウベル(前30)
西村拓真(後16)
【甲府】
ピーター・ウタカ(前44)

【動画】初制覇を手繰り寄せた西村拓真の勝ち越しゴール!




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