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次節シティ戦控えるアーセナルが好調ブレントフォードとドロー…トロサール初ゴールも逃げ切り失敗《プレミアリーグ》

超ワールドサッカー / 2023年2月12日 2時13分

写真:Getty Images

プレミアリーグ第23節、アーセナルvsブレントフォードが11日にエミレーツ・スタジアムで行われ、1-1のドローに終わった。なお、アーセナルのDF冨安健洋はベンチ入りも出場機会はなかった。

アーセナルは前節、ダイチ新体制のエバートンにまさかの0-1の敗戦を喫し、14試合ぶりとなる今季2敗目を喫した。宿敵トッテナムのアシストで2位のマンチェスター・シティとの5ポイント差を維持したが、ここに来ての2戦連続無得点での公式戦連敗は大きな懸念材料だ。

週明けにその2位チームとの首位攻防戦を控える中、勝ち点3必須の一戦ではリーグ9戦無敗と好調を維持する7位のブレントフォードと対戦。アルテタ監督はこのダービーに向け、エバートン戦と全く同じスタメンを採用。冨安はジョルジーニョらと共にベンチスタートとなった。

ボールを握って押し込むアーセナル、ロングボールで陣地回復を図るブレントフォードと互いの特徴が立ち上がりから出る展開に。

アーセナルが良い形で押し込んで波状攻撃を仕掛ける一方、ブレントフォードは回数が少ないながらもより効率の良い攻めでゴールへ迫る。開始5分にはトニーの右クロスに飛び込んだヘンリーのワンタッチシュート、11分にはエンベウモがDFと完全に入れ替わってゴールネットを揺らすが、これは微妙なオフェンスファウルの判定でゴールは認められず。

その後は右サイドのサカを起点にアーセナルが攻め込む場面が増えるが、守備時には自陣深くで堅固なブロックを敷くブレントフォードの堅守に手を焼く。逆に、25分にはブレントフォードがカウンターから決定機。ボックス内でエンベウモの落としに反応したトニーが強烈なシュートを放つが、これは惜しくもクロスバーを叩いた。

前半半ばから終盤にかけても試合展開に大きな変化はなし。何とか前半の内にゴールをこじ開けたいアーセナルは攻撃のギアを上げていくが、シュート9本を放ったものの、最終的に決定機まで持ち込めぬままハーフタイムを迎えた。

ハーフタイムでのスペイン人指揮官の修正に期待が集まった中、後半立ち上がりから攻勢を仕掛けていくアーセナル。47分にサカ、50分にウーデゴールと立て続けにボックス内でシュートに持ち込むが、いずれもGKラヤの好守に遭う。

攻撃に変化を加えたいアルテタ監督は62分、マルティネッリを下げてトロサールを投入。すると、この交代策が待望の先制点をもたらす。66分、右サイドでのパス交換からウーデゴールのスルーパスに抜け出したサカがDFを振り切って早いタイミングでクロスを供給。これにファーサイドで反応したフリーのトロサールがワンタッチで流し込み、加入後初ゴールとした。

これで一気に優位に試合を進めることが可能となったアーセナルだが、9戦無敗と粘り強さが信条のアウェイチームに一瞬の隙を突かれる。

74分、相手陣内左サイドでFKを得たブレントフォードは大外で浮いたトニーの高速クロスからボックス内で混戦を生むと、ピノック、ノルゴーアと続けて競り勝ってゴール前に折り返しを入れると、最後はフリーのトニーが頭で押し込んだ。

相手得意の形から追いつかれたアーセナルは再びゴールを奪うためにリスクを冒して前に出る。さらに、81分にはジャカを下げてファビオ・ヴィエイラをピッチへ送り出した。

ここから完全に相手陣内でのハーフコートゲームに持ち込むが、ボックス内で人数をかけて守る相手を崩し切れない。その流れでジンチェンコを中心に積極的に足を振っていくが、いずれも相手守備陣の身体を張ったブロックに阻まれた。

その後、後半アディショナルタイムには決死のパワープレーを仕掛けたものの、相手得意の土俵では上回ることができず、このまま1-1でタイムアップを迎えることになった。

この結果、得意のホームで勝利を逃したアーセナルは、勝ち点1を積み上げるにとどまり、今節のシティの結果次第で次節の直接対決で首位を明け渡す可能性が出てきた。

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