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東京五輪金メダルのカナダ女子代表が待遇の問題でストライキ、今月なでしこジャパンと対戦も協会が対応し試合中止は免れることに

超ワールドサッカー / 2023年2月12日 19時40分

写真:Getty Images

カナダサッカー協会(CSA)は12日、カナダ女子代表チームがストライキを行うと発表した中で声明を発表した。

10日、カナダの女子選手たちがそれぞれSNSなどを通じて声明を発表。CSAから女子代表チームに対して十分な資金を提供できないと言われたと主張した。

2021年に行われた東京オリンピックでは金メダルを獲得したカナダ女子代表。2月には、なでしこジャパンも参加するSheBelievs Cupにも出場する予定だったが、戦えないというスタンスを取った。

夏にはオーストラリア&ニュージーランド女子ワールドカップも控える中で行動を起こしたが、これにCSAが対応。声明を発表した。

「11日、CSAの代表者はオーランドで開催された女子代表チームの選手を代表する組合のカナダサッカー選手協会(CSPA)の代表者と面会した。この会議には2つの目的があった。1つは9日の夜にCSPAが行った要求に具体的に対応すること。もう1つは、1年以上にわたって双方が取り組んできた団体交渉を継続するということだ」

「CSAは女子代表チームの選手たちの意見を聞き、選手たちのそれぞれの要求に対処する道筋を示してきた。しかし、CSAはそれだけでは不十分であることを理解している。やるべきことはまだある」

「CSAは女子および男子代表チームの双方の選手協会と包括的な労働協定を交渉することを約束した。この契約が締結されれば、カナダのサッカーに真の変化をもたらす歴史的な契約となるだろう。それは正しく達成する価値のある目標である」

「CSAはまた、CSPAからの選手たちの“強制的な復帰”についてのコメントを見た。選手たちの団結権を尊重する。選手は仕事上の行動をとったものの、オンタリオ州労働法の下で合法的なストライキの立場にあったことはない」

「CSAはSheBelieves Cup、来たる女子W杯に向けた女子代表チームの準備、そして代表チームのヒーローたちを見るためにオーランドまで足を運んだであろう多くのファンの経験を危険に晒すわけにはいかない」

「そのため、CSAは試合が予定通りに行われるようにするために必要な措置を講じた。女子代表チームの選手たちが約束通りプレーしてくれることを嬉しく思う」

なでしこジャパンをはじめ、アメリカ女子代表、ブラジル女子代表と今月対戦するカナダ女子代表。問題は全て解決していないが、試合がなくなるということはどうやら避けられそうだ。

近年は女子選手の待遇を巡って様々な国で行動が起きており、男女平等というものが今回も浮き彫りとなった。

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