終盤被弾がVARで取り消しのユベントス、フィオレンティーナにウノゼロ勝利《セリエA》

写真：Getty Images

ユベントスは12日、セリエA第22節でフィオレンティーナをホームに迎え、1-0で勝利した。

前節サレルニターナ戦ではヴラホビッチのドッピエッタでリーグ戦4試合ぶりの勝利を飾った11位ユベントス(勝ち点26)は、ヴラホビッチ、ディ・マリア、キエーザの3トップで臨んだ。

12位フィオレンティーナ(勝ち点24)に対し、序盤の主導権争いを経て12分、ユベントスに決定機。ディ・マリアのシュートのルーズボールをボックス左のコスティッチがボレー。だがわずかに枠の右に外れた。

さらに23分にもコスティッチに好機。相手のミスパスをカットした流れから、キエーザの右クロスをファーサイドでコスティッチがボレーで合わせたが、GKテラッチアーノのセーブに阻まれた。

それでも34分に押し切る。ボックス右からディ・マリアが上げたクロスをファーサイドのラビオがヘッドで押し込んだ。

ユベントスが1点をリードして迎えた後半、59分にヴラホビッチが恩返し弾を決めかける。コスティッチのスルーパスに抜け出してGKとの一対一をチップキックシュートで制したが、VARの末にオフサイド判定となった。

さらに67分、ヴラホビッチに代わって投入されたケアンに決定機。ルーズボールに反応してボックス内に侵入しシュート。だがGKテラッチアーノにセーブされた。

終盤にかけては自陣に引いたユベントスが逃げ切りを狙っていく。89分にはFKの流れからカストロヴィッリに豪快なボレーシュートを叩き込まれるも、VARが入ってオフサイドがあったとしてノーゴールに。

助かったユベントスがウノゼロ勝利。2連勝とした。