右ヒザの重傷で引退もよぎった宮市亮、現状は「部分合流」復活のシーズンへ「最高のパフォーマンスを試合で見せる」

写真：©︎J.LEAGUE

14日、2023シーズンの開幕を前に2023Jリーグキックオフカンファレンスが開催された。

明治安田生命J1リーグに所属する全18チームの監督と代表選手が集まり、新シーズンの開幕戦に向けてトークイベントを実施。その後、開幕カードごとに記者会見に臨んだ。

新シーズンの開幕カードである川崎フロンターレvs横浜F・マリノスの一戦。17日(金)に唯一行われるカードであり、2022シーズン王者と、2020、2021と連覇した元王者の対戦となった。

記者会見に出席したFW宮市亮は、開幕戦について「開幕戦は注目も高まる一戦ですが、いつも通り自分たちのパフォーマンスをして、熱い戦いを見せたいと思います」とコメント。しっかりとパフォーマンスを出していきたいとした。

昨シーズンは先発と途中出場を合わせて序盤からチームを支え、15試合で3得点を記録。EAFF E-1サッカー選手権では久々に日本代表に選出されたが、韓国代表戦でまさかの負傷。右ヒザ前十字じん帯断裂と診断され、全治は約8カ月。その後のシーズンを棒に振ることとなった。

まだ実戦に復帰するまでには至っていないが、現在の状態について「部分合流はしていますが、いつ復帰できるかのゴールは設定せずに、日々頑張っていきたいと思います」とコメント。焦らずに復帰を目指して行くとした。

Jリーグは今シーズンで30周年。開幕当時は生まれて半年程度のために記憶はない。ただ、記念すべきシーズンには「選手としては最高のパフォーマンスを試合で見せるしかないので、その結果でJリーグが盛り上がっていければと思います」とコメント。今シーズンの盛り上げにプレーで貢献したいとした。