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ピッチに侵入した観客が選手に攻撃、反撃した選手が退場処分を命じられチームは怒りのボイコット

超ワールドサッカー / 2023年2月14日 20時5分

写真:Getty Images

コロンビアの1部リーグで観客と選手のバトルがあった。イギリス『サン』が伝えている。

選手との自撮りやユニフォームのプレゼントを求めて度々起こるピッチへの侵入。今回の観客はさらなる愚行を働いた。

デポルテス・トリマとミジョナリオスの試合前、ホームのトリマのサポーターの1人が試合前のストレッチをしていたミジョナリオスのダニエル・カターノにダッシュで接近し、後ろから突然殴った。

カターノは体勢を崩すが、すぐさま反撃に転じると逃げる観客に追いつき押し倒した。スタンドからは悲鳴も聞こえる中、警備員らが観客を引き剥がしてそれ以上の騒動になることはなかった。

ただ、この行いでカターノは退場処分を命じられることに。このことに激怒したミジョナリオスは試合を拒否しピッチを去っていった。

トリマのセサル・カマルゴ会長は「このファンは手に負えない。起訴しなければならないだろう」とコメント。ただ、「チームがフィールドから撤退することは、試合とスポーツのボイコットであり、そのような方法で我々に圧力をかける価値はない」とミジョナリオスを非難した。

ただ、報道によればミジョナリオスは試合の再開を交渉しようとし、カターノのレッドカードを取り消すことを要求。しかし、主審がこれを拒否したために試合は延期となったようだ。ミジョナリオスは「安全上の懸念から試合を取りやめた」と声明で発表している。

なお、アルゼンチン『infobae』によると、カターノに暴力を働いた観客は拘束されていたが、今回の件を謝罪。釈放されたとのこと。ただ、今後罰金を受ける、もしくは5年間国内のスポーツ会場への入場が禁止される可能性があるとのことだ。

【動画】アップ中の選手に背後から襲い掛かる…反撃までの一部始終



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