昨季はPOの末にJ1残留を果たした京都、鹿島との開幕戦に曺貴裁監督＆川﨑颯太が意気込む「アグレッシブな進化したサッカーを」

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14日、2023シーズンの開幕を前に2023Jリーグキックオフカンファレンスが開催された。

明治安田生命J1リーグに所属する全18チームの監督と代表選手が集まり、新シーズンの開幕戦に向けてトークイベントを実施。その後、開幕カードごとに記者会見に臨んだ。

開幕戦では鹿島アントラーズをホームに迎える京都サンガF.C.。2022シーズンはJ2との参入プレーオフに回るなど苦しんだが、J1残留を決めていた。

記者会見に出席した曺貴裁監督は、開幕戦に向けて「開幕戦はホームのサンガスタジアムで伝統ある鹿島アントラーズと戦えるということで非常に楽しみにしています。今年はJ1で2年目となりますが、選手とサポーターが一緒に喜べる場面をたくさん作り出すべくアグレッシブになりたいと思います」とコメントした。

また、キャプテンを務めるMF川﨑颯太は「開幕戦は鹿島という歴史あるクラブとサンガスタジアムで戦えることにワクワクしています」とコメント。「自分たちが去年以上のものを皆さんに見せるという気持ちだけでキャンプから臨んできたので、皆さんにアグレッシブな進化したサッカーを見せられればと思います」と意気込みを語った。

その開幕戦の位置付けについて曺監督は「毎年開幕からスタートするので、その試合でチームとしてどういう方向に進むのか、皆さんの記憶の中にハッキリと残る節だと思います」と戦い方などを示す良い機会だとし、「34分の1というよりは、そういったものを残せる、大きなインパクトを残せる試合になるように頑張りたいと思います」と、印象に残りやすい1試合だとした。

一方で川﨑は「開幕戦はその1年を示す大事な1試合だと思いますが、開幕戦だからといって他の試合と勝ち点が変わるわけではないですし、あまり重く考えすぎず、自分たちが見せられるものを見せることが大事です」と語り、気合を入れすぎずにやるべきことをやるだけだとした。

その対戦相手である鹿島は、プレシーズンマッチで結果があまり出ていない状況。川﨑はその鹿島について「嫌でもSNSを開けば鹿島が練習試合をしていること、水戸との試合の結果は見えてきます。あまり結果は気にしていないですし、岩政監督をはじめ、経験のある鹿島の選手たちが修正なく開幕を迎えることはないと思っているので、あまり気にしていません」と、プレシーズンマッチの状態は気にしないとコメント。「相手の対策はしますが、自分たちのサッカーをこの1週間で高く積み上げて開幕戦に向かいたいと思います」と、自分たちを高めていくことだけを考えるとした。