「開幕に間に合うように」C大阪に復帰した香川真司について小菊昭雄監督が言及「彼の存在感は大きい」

写真：©︎J.LEAGUE

14日、2023シーズンの開幕を前に2023Jリーグキックオフカンファレンスが開催された。

明治安田生命J1リーグに所属する全18チームの監督と代表選手が集まり、新シーズンの開幕戦に向けてトークイベントを実施。その後、開幕カードごとに記者会見に臨んだ。

6年ぶりにJ1に昇格したアルビレックス新潟との開幕戦を迎えるセレッソ大阪。13日にはキャプテンであるMF清武弘嗣の負傷離脱が発表され、暗雲が漂っている。

一方で、シント＝トロイデンからMF香川真司が復帰。かつてのエースが戻ってきたことは、ビッグニュースとなった。

小菊昭雄監督は香川の加入について「彼はチームに合流してまだそんなに長い時間が経っていない状況ですが、想像していた以上のパフォーマンスを見せて良い状況です」と語り、順調に調整が進んでいるとした。

昨年は手術を受けた香川だが回復も順調のようで、「手術をした後だったので慎重に彼とコミュニケーションを取りながら、ベストなものを探っている状況ですが、本当に素晴らしい状況で一歩一歩前進している状況です」とコメント。「この1週間で彼が100％になっていくかを見極めていきたいですし、彼の存在感は大きいので、開幕に間に合うようにサポートしていきたいです」と、なんとか開幕に間に合うかを見ていきたいとした。

またDF西尾隆矢は選手目線での香川加入の影響について言及。「個人の感想としては小さい頃からテレビで見ていた選手が今同じチームにいるということで、元々いたような感じでみんなと仲良くなっていますし、自分がリーダーシップをとってチームを引っ張っていってくださってます」と、既にリーダー的な存在になっているという。

さらに「プレーの質も高いので、自分自身もたくさんのことを勉強させてもらっていますし、チームとしても経験してきたことを聞いて、真司さんが入ってきたことでプラスになるということでは存在は大きいです」と、良い影響を既にチーム内にもたらしているようだ。

久々のJリーグでのプレーとなる香川。ヨーロッパで積み上げた経験と実績をどう還元してくれるのか、注目が集まる。

【写真】セレッソ大阪のウェアでトレーニングする香川真司

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