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モウリーニョ監督とカルスドルプが和解! ELザルツブルク戦で遠征メンバー入りへ

超ワールドサッカー / 2023年2月15日 0時10分

写真:Getty Images

ローマのジョゼ・モウリーニョ監督と、オランダ代表DFリック・カルスドルプがようやく和解に至ったようだ。

昨季は右ウイングバックの主力としてヨーロッパ・カンファレンスリーグ(ECL)制覇に貢献したカルスドルプ。

しかし、今シーズンに入ってトレーニングや試合への姿勢に関して首脳陣の不興を買い始めると、昨年11月に行われたセリエA第14節のサッスオーロ戦に途中出場した際の覇気のないプレーがモウリーニョ監督の逆鱗に触れた。個人名こそ伏せられたものの、「チームに低レベルのプレーヤーがいる」と試合後に辛辣な批判を受けた。

この一件以降、カルスドルプとポルトガル人指揮官は完全に対立。一時選手側がチーム合流を拒否したこともあり、今冬の放出は不可避と思われた。

だが、完全移籍や買い取り義務付きを放出条件に挙げるローマの要求を満たすオファーは届かず、最終的に残留が確定。また、この間にイタリア代表MFニコロ・ザニオーロがカルスドルプ以上にクラブの怒りを買う不誠実な振る舞いを見せたこともあり、オランダ代表DFと指揮官の関係は徐々に改善へ向かった模様だ。

カルスドルプの代理人を務めるヨハン・ヘンケス氏は、オランダ『テレグラフ』で自身のクライアントとモウリーニョ監督が和解したことを明かした。

「最近、すべてについて詳細に話し合った。リックと監督も何度か話し合っており、2人ともシーズンを力強く終えることができると確信している」

「今週、彼はコンディションを取り戻し、次の試合に出場できるようになった。彼はピッチで、そしてクラブのために、チームメイトと再び戦いたいと思っている」

なお、指揮官との確執に加えて、負傷も抱えていたカルスドルプだが、すでにチームトレーニングに完全復帰を果たしており、16日に行われるヨーロッパリーグのレッドブル・ザルツブルクとのアウェイゲームの遠征メンバーに入る見込みだ。

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