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【CLラウンド16プレビュー】超逸材MFのマッチアップにも注目集まるドルトムントとチェルシーの初対決!

超ワールドサッカー / 2023年2月15日 13時0分

写真:Getty Images

チャンピオンズリーグ(CL)ラウンド16の1stレグ、ドルトムントvsチェルシーが、日本時間15日29:00にBVBシュタディオン・ドルトムントでキックオフされる。ドイツとイングランドの名門によるベスト8進出を懸けた注目の初対決だ。

ローゼ前監督を解任し、テルジッチ監督が再任したドルトムントは今季のCLグループリーグでマンチェスター・シティ、セビージャ、コペンハーゲンと同じグループGに入った。2勝3分け1敗と思うような結果を残せなかったものの、シティに続く2位で突破を決めた。

国内リーグでは昨季同様に守備の問題を改善できず、すでに6敗を喫しているが、ライバルの取りこぼしにも助けられて首位バイエルンと3ポイント差の3位をキープ。とりわけ、中断明け以降は全試合で複数得点を記録し、5戦全勝中。直近のブレーメン戦では前回対戦で敗れた相手に苦戦しながらも、途中投入のFWバイノー=ギテンスの貴重な先制点などで2-0と勝ち切り、良い形で今回のチェルシー戦を迎えている。

一方、一昨季の王者であるチェルシーはミラン、レッドブル・ザルツブルク、ディナモ・ザグレブと同じグループEに入った。2強2弱の構成において余裕の突破が期待されたが、リーグ戦の不振に加えてディナモ・ザグレブとの初戦でのまさかの敗戦によってトゥヘル前監督が解任。ポッター新監督の初陣となったザルツブルグ戦はドロースタートも、そこから4連勝の巻き返しによって逆転での首位通過を果たした。

CLでは見事な立て直しを見せたポッター監督だが、プレミアリーグでは異常とも言える負傷者の影響で2度の連敗を喫するなど低迷。今冬の移籍市場ではFWムドリク、MFエンソ・フェルナンデス、FWフェリックスらビッグネームを札束攻勢で獲得。即時の巻き返しを狙ったが、年明け以降は1勝4分け2敗と思うように結果が出せず、10位に甘んじている状況だ。直近のウェストハム戦も1-1のドローに終わり、3戦連続ドローという難しい状況で敵地へ乗り込む形となった。

なお、互いにUEFAコンペティションの常連だが、意外にも今回が初顔合わせとなる。ただ、ドルトムントではFWバイノー=ギテンスがアカデミー出身者で、チェルシーでは今回の試合には絡まないもののFWオーバメヤン、FWプリシッチがかつてドルトムントの主力として活躍していた。

◆ドルトムント◆
【4-1-4-1】
▽予想スタメン

(C)CWS Brains,LTD.

GK:コベル
DF:リエルソン、ジューレ、シュロッターベック、ゲレイロ
MF:ジャン
MF:ブラント、ベリンガム、ロイス、アデイェミ
FW:アラー

負傷者:MFヴォルフ、FWムココ
出場停止者:なし

出場停止者はいない。負傷者に関しては足首の負傷で6週間離脱のムココに加え、肩のケガから復帰したばかりのヴォルフが欠場となる。
システムに関しては[4-2-3-1]か[4-1-4-1]のいずれかの採用となる見込み。スタメンは前述の11人を予想したが、中盤に関してはエズジャンやレイナといった選手にチャンスが与えられる可能性もある。

◆チェルシー◆
【4-2-3-1】
▽予想スタメン
(C)CWS Brains,LTD.

GK:ケパ
DF:リース・ジェームズ、チャロバー、チアゴ・シウバ、チルウェル
MF:ロフタス=チーク、エンソ・フェルナンデス
MF:マウント、フェリックス、ムドリク
FW:ハヴァーツ

負傷者:GKメンディ、DFフォファナ、MFザカリア、カンテ、FWブロヤ、プリシッチ、スターリング
出場停止者:なし

出場停止者はいないが、バディアシル、マドゥエケ、オーバメヤン、ダトロ・フォファナらが登録メンバー外で起用できない。負傷者に関してはトレーニングに復帰したフォファナ、ザカリア、スターリングを含めて7選手が欠場する見込みだ。その一方で、コバチッチやクリバリがメンバーに復帰する。

複数のシステムを併用しているが、この試合では[4-2-3-1]の採用が濃厚だ。スタメンに関しては直近のウェストハム戦をベースに、出場資格がないバディアシルとマドゥエケに代えてチャロバー(クリバリ)とマウント(ツィエク)、ククレジャに代えてチルウェルの起用を予想。その他では状態次第でコバチッチをエンソ・フェルナンデスの相棒に据える可能性もありそうだ。

★注目選手
◆ドルトムント:MFジュード・ベリンガム
Getty Images

母国勢相手に躍動なるか。精巣がんを乗り越えて今季CL初出場となる不屈のFWアラーにも注目が集まるが、ドイツの地でワールドクラスに成長した19歳のイングランド代表MFを注目選手に推したい。

バーミンガムからドルトムントに加入して以降、ブンデスリーガ、CLの舞台で華々しい活躍を披露してきた驚異のティーンエイジャーは、先のカタールW杯でもスリーライオンズの主力として圧巻のパフォーマンスを見せた。一連の活躍により、今夏のステップアップが確実視されており、現時点では昨季CL王者のレアル・マドリーや母国のメガクラブ行きが取り沙汰される。

そういった中、今回の一戦では過去に新天地候補にも挙がったチェルシーを相手に自身の価値を証明する場となる。マウントやギャラガーといった代表の同僚、プレースタイルは異なるものの、カタールW杯や今冬の移籍市場において比較対象にも挙がったほぼ同世代のアルゼンチン代表MFを凌駕するパフォーマンスをみせ、チームを勝利に導きたい。

◆チェルシー:MFエンソ・フェルナンデス
Getty Images

イギリス史上最高額の真価発揮なるか。アルゼンチン屈指の名門リーベル・プレートが輩出し、昨夏加入のベンフィカで注目を集めた22歳MFは、カタールW杯で最優秀若手選手賞に輝くと共にアルゼンチン代表の優勝に貢献。一気に大ブレイクを果たすと、すったもんだの末にポルトガルの名門を離れて1億680万ポンドのイギリス史上最高額でチェルシーにステップアップを果たした。

その新天地では加入から即2試合にスタメン出場し、直近のウェストハム戦では初アシストを記録するなど上々のパフォーマンスを披露している。ただ、その2試合でチームはいずれも勝利という結果を残せていない。そのため、このままチームの苦境が続くと、同じく高額の移籍金で加入したFWムドリクらと共に批判は避けられない。

ベリンガムとのマッチアップにも注目が集まる中、今回の一戦ではチームを勝利に導くパフォーマンスを披露し、いらぬ雑音を封じ込めたいところだ。

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