ホームで手痛い黒星のPSG…ガルティエ監督「満足できる結果ではない」

写真：Getty Images

パリ・サンジェルマン(PSG)のクリストフ・ガルティエ監督が敗戦からの立て直しを誓った。クラブ公式サイトが伝えている。

PSGは14日にホームで行われたチャンピオンズリーグ(CL)ラウンド16の1stレグで、バイエルンと対戦した。優勝候補同士の一戦、立ち上がりから主導権を奪われながらもこう着した展開が続きハーフタイムへ。後半は徐々に攻勢を強めたタイミングで失点を許すと、82分にはFWキリアン・ムバッペの同点ゴールもVARで取り消され、そのまま0-1で敗れた。

ホームで黒星を喫する厳しい状況になったガルティエ監督は苦しい試合だったことを認めつつ、負傷者の復帰も見込まれる2ndレグでの巻き返しを誓っている。

「運動量も技術も戦術も豊富なバイエルン相手に、ポゼッションで苦しむのはわかっていた。そしてバイエルンのようなチームとの戦いで押された状態となれば、とても難しい。キリアンが先発でなかったこともあり、彼らは明らかにハードなプレスを仕掛けてきた」

「残念なことに、変化を起こそうとした瞬間に失点してしまった。これは明らかな失望だ。だが、その後はチームの反応も良く、技術的にも改善された。特にヌーノ・メンデスは素晴らしい貢献だったと思う。残念ながら同点には追いつけなかったが、相手の隙を突くことはできた。そして我々には、リターンマッチが残されているという事実がある」

「もちろん、これは満足できる結果ではない。だが、3週間後には我々のチームはフレッシュな状態となり、重要な選手も起用できるだろう。今日の最後の30分のような完全な試合を作り出して、試合中に一貫したチームが見られると期待している」