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「悔しい」暫定ながら首位を明け渡したアーセナル、アルテタ監督は攻守のミスを嘆く「相手のミスはほとんどゼロに等しい」

超ワールドサッカー / 2023年2月16日 11時45分

写真:Getty Images

アーセナルのミケル・アルテタ監督が、マンチェスター・シティ戦を振り返った。クラブ公式サイトが伝えた。

15日、延期されていたプレミアリーグ第12節でアーセナルはシティとホームで対戦した。

リーグ戦では日程の関係で初対戦となった両者。首位のアーセナルと2位のシティは消化試合数こそ違う中、勝ち点3差でこの試合を迎え、日本代表DF冨安健洋は10試合ぶりに先発出場を果たした。

試合は24分に冨安健洋のバックパスを狙っていたケビン・デ・ブライネがネットを揺らしてシティが先制。しかし、42分にPKを獲得したアーセナルは、ブカヨ・サカがしっかりと決めて同点に追いついた。

それでも後半からギアを上げ、プレスの強度を高めて押し込んでいったシティは72分にジャック・グリーリッシュのゴールで勝ち越しに成功。82分にはアーリング・ハーランドがダメ押しのゴールを決められる。

エディ・エンケティアが絶好機を外すなど、チャンスを作りながらもゴールが遠かったアーセナルは1-3で敗戦。1試合未消化ではあるが、勝ち点でシティに並ばれ、得失点差により暫定的に首位を受け渡すこととなった。

アルテタ監督はミスから2失点をしたことについて言及。チャンスを生かせなかったと嘆き、シティとの差を口にした。

「それが悔しい。勝つために必要なレベルのプレーをすることは並大抵のことではない。我々はやり遂げた。でも、あのような形で3失点をしてしまったら、つまり相手にゲームを与えてしまうことになる」

「特にビッグチャンスをモノにできないと、どうなるのか。相手のミスはほとんどゼロに等しい。本当にチャンスがあっただけに残念だ」

これでリーグ戦直近3試合で勝ち点1。1分け2敗と一気に結果が出なくなり、前節はVARの信じられないミスで勝ち点を奪われたが、2位に転落したことでも前に進まなければいけないとした。

「ただ前進し、なぜ試合に負けたのかを理解することだ。我々は負けた。多くの場面でパッフォーマンスを発揮できたのだから、前に進まなければいけない」

「我々のチームが、そのレベルに達するために必要なプレーをすることはとても難しい。とても難しいが、彼らは非常によくやってくれた」

「雰囲気も素晴らしかった。勝ち点を獲得できなかったことだけが残念だ」

また、後半一気にシティが盛り返したことについて言及。ミスが全てだったとした。

「コンビネーションの問題だろう。我々は多くの単純なミスをし、自分自身をトラブルに巻き込んでしまった。素早いFKから突然トラブルに見舞われた。ゴールを脅かされたくなければ、彼らに対してボールを与えてはいけないエリアで与えてしまった」


【動画】アーセナル、攻守にミスが続いて首位攻防戦で敗戦






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