【EL日本人選手】南野先発のモナコがディザジの劇的弾で先勝！

写真：Getty Images

ヨーロッパリーグ(EL)決勝トーナメントのプレーオフ1stレグが16日に欧州各地で行われた。

ELグループステージ2位通過8チームと、チャンピオンズリーグ(CL)の3位敗退8チームで争われるプレーオフには、モナコのFW南野拓実、スポルティングCPのMF守田英正の2人が日本人選手として参加する。

今回のプレーオフ1stレグでは、南野が先発出場、守田はコンディション不良で欠場となった。

南野が先発となったモナコは、アウェイでレバークーゼンと対戦し3-2で先勝した。

試合は早い時間にモナコが先制する。9分、バックパスを受けた相手GKにエンボロがハイプレスをかけると、ショルダータックルでGKフラデツキーのバランスを崩すと、キックミスのボールがゴールに吸い込まれた。

1点差で後半を迎えたモナコは、南野を下げてベン・セギルを投入したが、開始早々の48分に失点する。ヴィルツのパスをボックス右に駆け上がったフリンポンが折り返すと、中央で収めたディアビがゴール前まで持ち込み、難なくシュートを流し込んだ。

追いつかれたモナコは、59分にもヴィルツにネットを揺らされ逆転を許したが、74分にディアタが強烈なミドルシュートをゴール左に突き刺し、再び試合を振り出しに戻した。

このまま試合終了かと思われたが、モナコは試合終了間際の92分に左CKの二次攻撃からバイタルエリアでボールを受けたディザジがミドルシュートを放つと、ゴール右に突き刺さった。

結局、これが決勝点となり、試合は2-3でタイムアップ。打ち合いを制したモナコが敵地で先勝した。

また、守田が欠場したスポルティングCPはホームでミッティラン(デンマーク)と対戦し1-1の引き分けに終わった。

★南野拓実[モナコ]
▽2/16
レバークーゼン 2-3 モナコ
◆前半のみプレー

★守田英正[スポルティングCP]
▽2/16
スポルティングCP 1-1 ミッティラン
◆コンディション不良で欠場